長～い雨の先の光が少し見えてきたでしょうか？
まだ降っている所もあり、大きな被害が出ている地域の皆様、
くれぐれもお気をつけてお越しくださいませ。
去年から人類が戦っている敵は、姿を少しずつ変え、性質も変え、
ワクチンを2回済ませた私達も今まで以上の注意を払って生活しなくてはならなくて、
流石に戦術を変えないとと、素人でも考えます。
先ずは自分が罹らない事。今はそれを考え仕事も生活も頑張っております。
御客様には引き続きマスク着用、手指の消毒、検温の実施に御協力頂いております。
金赤の徳利とぐい呑みです。
敷いてある布は、数年前京都西陣で求めた物。
旅行に行くとその土地の伝統工芸品が気になり、
記念に買ってきます。楽しい旅の思い出も織り込まれているようです。
早く心おきなく旅ができる日が来ます様に祈ります。
春になると写真のような空色や緑色をお買い上げの御客様が多くなります。
下のぐい呑みは基本的に赤、瑠璃、紫としたの2色、合わせて5色ございます。
それぞれ赤と合わせても、この2色のペアでも綺麗です。
グラスでも揃えられる物は5色ございます。
江戸切子の色も楽しんで頂きたいなと思います。
この冬は有難い事に、感染予防のための習慣が良かったのか、
風邪もひかず、勿論インフルエンザもしりぞけて、店内も家でも静電気に悩まされず快適に過ごせました。
マスク、うがい、手洗い、消毒、換気と加湿・・・良い習慣ですね！
三月になり、春到来が待ち遠しい季節になりましたね。
梅は咲いたか 桜はまだかいな・・・は花柳界のお座敷小唄ですが、
続きには柳や山吹等も出てきます。花柳界の芸妓さんを暗示したものとか。
緊急事態宣言が延長されるようで、桜の季節も花見で一杯とはいかない様子です。
でも、木の真下でどんちゃん騒ぎするより、散歩をしながら少し遠目で見た方が
桜の美しさや季節の移り変わりを感じられるような気がします。
江戸切子には花を切子した物もございます。季節を江戸切子と共に感じて下さい。
左は桜と富士山 右は松竹梅を切子したぐい呑みです。
一番右上のぐい呑みは、大変珍しい黒と紫の被せ硝子です。
一見黒と透明のようですが、紫との被せ硝子です。
売り切れてしまっていて、久しぶりに1個出来上がりました。
不思議な色合いに魅了されます。シンプルに矢来と魚子(ななこ)で切子しました。
色の珍しい物、形の珍しい物、そんな時職人は、あまりないチャンスですから
凝った切子をしたくなります。でも、少し控えめにすることで、色や形が引き立つこともあります。
細かい切子や凝った切子は江戸切子の職人ならば当たり前ですが、
引き算の勇気が素材を引き立たせます。
後になりましたが、度重なる豪雨被害に心が痛くなります。
言葉が出ないのですが、心からお見舞い申し上げます。
そして、コロナも心配です！
当店では出来うる限りの対策を講じております。
