きりこのささやき

江戸切子の製造販売店のささやき

伝統工芸を知ってもらうには

2006-07-12 10:42:47 | うんちく・小ネタ

Edokirikompendant 今朝、いつものようにお弁当作りのために、
5時前に起き、TVをつけると、
江戸小紋のお知り合いが出演していらっしゃいました。
お若い方ですが、江戸小紋の伝統を守り、発展させるために
尽力していらっしゃいます。
あの細かい柄を染める為の型を作る「型屋さん」と
それを、反物に染める「染屋さん」は、車の両輪で、
どちらが無くても、江戸小紋は成り立たず、お互いに
切磋琢磨している。とお話していました。

江戸切子も同じで、素材となる器を吹く硝子工場、
そして、切子を入れる切子屋。
どちらが無くても江戸切子は出来ません。
伝統工芸品に限らず、私達が買う殆どの品物、
生産品は、何人もの人の手を経て出来上がるのですね。
そのような過程を以外に知らない方が多いです。
私自身も昔は知りませんでした。(恥)
そのような所から、伝統工芸は一般の方に広報して
いかなくてはなりませんね。

今日の工房は、ご注文の御引きで物にネーム入れを
したり、ここのところご注文頂いた風鈴の穴あけを
しています。

外は蒸し暑いようです。お気を付けて。

コメント
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