(2017年9月5日)
6月にアイの苗をいただいて、育てていたのが大きくなりましたので(↓)、アイの葉から色素を抽出し、毛糸とミニストールを染めてみました。アイ染めをしてみたいという仲間が集まり、参考書に従って、お天気の良い日を選び、染液作り等は手早く行う事という指示通り、皆で手分けしてワイワイ楽しくやりました。
アイは、古い時代に中国から伝来したタデ科イヌタデ属の植物で、青い色素を得るために栽培されています。漢名は蓼藍なので、タデアイとも言われます。
アイの葉を摘んで、水を加えてミキサーで刻み、布で漉して染液とします。染液は、始めは緑色ですが、間もなく青緑色に変わります。染液作りは手早くということなので、一度に染める量は少なくし、数回に分けて毛糸、絹のストール、絹の布等を染めました。染液に浸ける時間は15〜30分で、すぐに水洗し、オキシドールで色止めをし、天日で乾かします。とても簡単でした。
絹のストールはこんな感じになりました。上の毛糸同様、アイの生葉では濃い色には染まらないようです。
アイの花です。この写真は諏訪中央病院のアイで、我が家のアイはまだ咲いていません。