今年の八十八夜は5月2日でした
茶所では新茶の摘み取りが始まっています
今日も台風6号の影響で朝から雨が降っていて大雨になる恐れもあるらしく
昨今の異常気象に旧暦の暦どおりに事を運ぶのは難しいでしょうね
日曜日 宇治へ行って来た友達に老舗「中村藤吉本店」の煎茶
初摘みの「新茶」をいただきました
日本茶大好きな私には何よりのお土産です
煎茶は日本茶の中で一番多く栽培され飲まれているお茶で茶園に覆いせず
日光をたっぷり浴びせ旨味 甘味 苦味 渋味がバランスよく生成されるそうで
煎茶独特のさわやかな風味を味わうことが出来るようです
その年の春に摘んだ一番茶 春から初夏にかけての限られた時期にしか
味わうことが出来ない瑞々しい新茶の香りを源右衛門の器で早速いただきました
お茶を煎出した時の色は黄色味を帯びた澄んだ緑色です
見た目 薄味のように見えますがしっかり旨味渋味甘味が感じられます
美味しいお茶の入れ方
熱湯を急須や湯呑に入れる(温めると共に湯温を下げる)
お湯を移し替えて急須へ茶葉8g(ティ-スプ-ンで約2杯)を入れ
80℃位のお湯250ccをゆっくり注ぎます
急須は振らずに約40秒位待つ
湯呑に注ぎ分ける(廻し注ぎをすると良い)
最後の一滴まで出し切ります
ニ煎目以降はお湯を注いだ後 時間を待たずに注ぎ分けると美味しく頂けます
長いこと茶の湯に親しんできましたが「煎茶」の作法は全く分かりません
偶にお席に入れて頂く時は作法を教わりながら頂戴しています〔笑〕
我が家にも煎茶のお道具(茶器だけ)があったのですが
滅多に使わないので何処に仕舞ってあるのか記憶がありません
ごそごそ探していたらこのような物が出てきました
何十年も使った事もない代物でどうも携帯のお煎茶セットのような物ですね
探している備前焼は未だ見つかりませんが二六窯の煎茶器もありました
昨今の若い人は「急須」を使ってお茶を入れることが少なくなり
自動販売機のペットボトルのお茶を飲む人が増えていますよね
こども達は本当の日本茶の味を知らずに育っていくのは残念で寂しい気がします
お茶は薬として中国から伝わったものでカテキン カフェイン ビタミンC
ポリフェノ-ルなど様々なミネラル成分を含み健康を支えてくれる飲み物です
先日も話題になっていたコ-ヒ-や緑茶を一日何杯も飲む人は生活習慣病に
なり難く長寿の人が多いと統計学上立証されたそうですね
上等なものではありませんが使い勝手のよい毎日愛用の急須です
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