湯木美術館は日本料理店「吉兆」の創業者「湯木貞一氏(1901~1997)」が
収集した茶道具を中心とする茶懐石の器や古美術品など収蔵 展示する美術館です
吉兆平野店の跡地に建てられた8階建てビルの1~3階部分です
吉兆本店は「高麗橋」にあります
平成28年度春期展は1月6日~3月27日(日)迄で
「おしゃれな名品たち―茶道具の文様・めでたいデザイン」の展示です
ケ-ス1には
源氏絵貝桶茶器(げんじえかいおけちゃき) 江戸時代(17世紀)
色絵丸文茶器 仁清(いろえまるもんちゃき)江戸時代(17世紀)
五彩青花龍文鉢(ごさいせいかりゅうもんばち)明時代(16世紀)
古染付山水文芋頭水指(さんすいもんいもがしらみずさし)柳沢堯山所持 〃
ケ-ス2には
雲鶴筒茶碗(うんかくつつちゃわん)朝鮮王朝時代(14~15世紀)
絵御本雲鶴文筒茶碗(えごほんうんかくもんつつちゃわん)〃 (17世紀)
赤茶碗 槌之絵 左入作 左入二百の内 江戸時代(18世紀)
貴瀬戸福之字鉢 益田鈍翁所持 室町~江戸時代(16~17世紀)
ケ-ス3
富士山図 渡邊始興筆 江戸時代(18世紀)
盃七種 酒井抱一下絵
ケ-ス5
黄伊羅保茶碗 銘「松の花」 朝鮮王朝時代(16~17世紀)
古唐津茶碗 銘「富士」 江戸時代(17世紀)
黒筒茶碗 銘「小猿」左入作 江戸時代(18世紀)
茶杓 銘「鶴」本阿弥光甫作 鴻池家伝来 江戸時代(17世紀)
ケ-ス6
蛭子太神図 池大雅筆 江戸時代(18世紀)
重文 熊野懐紙 藤原雅経筆 鎌倉時代(1200年)
富士に松の図 上田耕沖筆 明治時代(1800年)
ケ-ス7
祥端猿香合 明時代 (17世紀)
羽子板香合 江戸時代(17世紀)
色絵水仙透鉢 尾形深省作 江戸時代(18世紀)
青呉須五彩霊芝魚双龍文鉢 明~清時代(17世紀)
ケ-ス8
古銅龍耳花入 銘「長崎」 明時代(15世紀)
28年1月6日から展示されているので今年の干支「申」に因んだものや
お目出度い名品が展観されています
陳列ケ-スの中には他にも名品が並んでいますがほんの一部を紹介しました
撮影禁止で画像がありませんので解かり難いと思います
私はいつもポストカ-ドを買って帰ってデジカメで撮ってUP致します
今 展示中のものは殆んど売り切れて残っていませんでした
以前に拝見したことのある名品のポストカ-ドがありましたので紹介します
重要文化財 唐物茄子茶入 銘紹鴎茄子・澪標 南宋~元時代
重要文化財 織部四方手鉢 桃山時代
祥端蜜柑水指 明時代
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