地下回廊で特別企画の初回からの正倉院展ポスタ-展が開催中とのこと
隣のカフェから漂ってくる美味しそうなコ-ヒ-の香りにも惹かれて会場へ
正倉院展は終戦後まもない昭和21年に初めて開催
翌年昭和22年度 2回目からポスタ-が出来たそうです
その記念すべきポスタ-です
今回の特別企画展では昭和22年から昭和63年までを展示されています
その時代にそったデザインやカラーの移り変わりも見てみると興味深いです
今年も出陳されている弦楽器「桑木阮咸」のポスタ-もありますね
今年も人気の高い「鳥毛立女屏風」も過去に6回ポスタ-として使われていました
平成26年度今年ののポスタ-です ここにも弦楽器「桑木阮咸」も載っています
以前に行ったことのある年の懐かしいのもあって長く生きてる証しですね〔笑〕
昨日UPした以外の展示の品を少し紹介いたします
紫檀木画挾軾(したんもくがのきょうしょく)
聖武天皇愛用のひじつきで天板に高級材の紫檀 天板を支える四本脚の
中央部分は象牙製 天板や脚の側面は金銀の草花や蝶が煌く
聖武天皇が両肘を乗せくつろいだと思われる上品な作りの宝物
鳥獣花背方鏡(ちょうじゅうかはいのほうきょう)
正倉院内に納められている中で唯一の四角い鏡
獅子形のつまみを中心に六頭の獅子と葡萄の蔓や葉をデザインした文様
その外側には鳥や蝶 蜂などが表現されている素晴らしい出来栄えの鏡です
武器もいろいろ出陳されていましたが一番美しく見えた太刀
細かい気泡があるように見える透明なガラス ふくよかな女性のような形
ユニ-クな形の注ぎ口 持ち手のバランスが絶妙の白瑠璃瓶(はくるりのへい)
ペルシャ地方で作られシルクロ-ドを到来してきた製作技術の高い宝物
蜜陀彩絵箱(みつださいえのはこ)
黒塗りの表面に描かれている空想の花 万華鏡のようです
その周囲に金色の唐草と小さな花を巡らせた文様
空想の花はボタンにハス ザクロなどの様々な花の特徴を組み合わせた花
東大寺への献納品を納めた箱とされているそうです
人勝残欠雑張(じんしょうざんけつざっちょう)
新年の挨拶状で現在の年賀状のようなもので
長生きや子孫が栄えるように願いが込められ 真ん中にある漢字16文字は
新春を祝う内容でその下に子どもや犬のお尻が画かれているようです
人勝とは中国六朝時代絹や金箔を人や動物 植物の形に切り屏風に
貼ったり髪飾りにした贈り物だったそうです
まだまだ書き足らない素晴らしい宝物がいっぱいあるのですが・・・・
今年はこれだけでお終いにしておきます〔笑〕
満たされた余韻につつまれての帰り道・・・振り返ったら
奈良公園の鹿がお見送りしてくれているようでした
楽しみにしていた久しぶりの光悦会茶会明日になりました
お天気も良さそうで何よりです
でも~いつも突然の雨が・・・・北山しぐれに遭う事がありますので晴雨兼用の傘は用意しています
画像はあまり期待しないで下さいね
定年後生活様のように上手く撮れません(^^ゞ いつものようにお目だるいものになると思いますので〔笑〕
正倉院展のUP きれいな画像で皆さんに紹介なさって下さいませ 読者の皆様もきっと楽しまれる事と思います
ポスター展も行われていたのですね。
日々好日さんには、懐かしかったのではないですか。
近々、私も日曜美術館で放送された「正倉院展」をアップします。お気を悪くなさらないでくださいね。
明日、光悦寺の紅葉楽しめたらいいですね。
画像楽しみにしています。