
新年、あけましておめでとうございます。
新しい年の始まりです。
この年末から長崎では珍しく大雪になり、帰省する人もUターンする人も足止めにあったりして大変だったのではないでしょうか。
公務員となって遠くで働いている卒業生も帰省して、懐かしい当時ライバルだった仲間と再会しているようです。
私は、この年末年始に贈り物をする機会が何回かありました。まず、クリスマス。そして12月と1月生まれの誕生日の人へ。
いくつになってもプレゼントをいただくときは、どきどきわくわく、うれしさが体全体から湧き出てきます。クリスマスには家族でプレゼントの交換をしました。高価なものではなくても、何が入っているかわからないのは、心地よいサプライズです。
何をもらっても、その人がどんな気持ちで私のために選んでくれたかと思うと、品物よりも気持ちが本当にうれしくて、喜びに変わっていきます。
私の身近には12月に誕生日を迎える人が一人、1月生まれの人が4人います。一人ひとりに何をプレゼントしようかと考えを巡らせて、お店でその人のことを思いながら、選ぶのもとても楽しい時間です。
昨日は、1月生まれの長男と次女、それに私の母、私の義弟のためにあれこれと考えてプレゼントを購入しました。
贈り物には、1年間お世話になった方へ、古来のしきたりとして「お歳暮」があります。やはりきちんとお付き合いをしなければならないときは、そのような形をとります。
子供が小さいときには、子供たちからおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントには、祖父母が好きなお菓子やキャンディ、靴下やハンカチなどそんなものを、取っておいたきれいな箱や包装紙でラッピングして、これも取っておいたきれいなリボンを結んで、手作りのプレゼントをあげていました。これは、その人の喜んでくれる顔を思い浮かべながらプレゼントを作っていくところが楽しいのです。
先日、私の引き出しの底から、小さなカードが出てきました。見ると、数年前まだ小学生だった娘が私の誕生日にメッセージを書いてくれていたものでした。鉛筆で大きな字で「いつもおいしいごはん作ってくれてありがとう」「お仕事がんばって!」と。今見てみると、目頭が熱くなります。そんなカードを作って添えるのも、心が伝わりますね。
私は、昨年のクリスマスに、いつも一緒に食事をしたりお話しする先輩方に、ネーム入りのハンドタオルをプレゼントしました。お二人は本当に喜んでくださって、贈った私もとても幸せな気持ちになりました。
年末には、父が検査でまた数日入院をしました。そして、寒風吹きすさぶ日に退院をするとき、私は、ずっと治療を続けていて薄くなった頭髪を見て、次の日手芸店に飛び込み毛糸を買ってきてすぐに父に帽子を編んであげました。サイズも測らず二日で編み上げて、父の頭に当ててみましたがちょっと大きかったので、また、編みなおしてプレゼントしました。一目一目編みながら、私は、父が一日でも長く元気でいてくれるように願っていました。
今は、高価なブランド物や宝石など、贈り物自体の価値を金額に置き換えてしまう傾向があります。高価なものは自分で働いて自分で購入すればいいのです。
それよりも、一枚のタオル、手作りの帽子や手袋、力いっぱい書いたカードは、本当のその人の気持ちが込められているのではないでしょうか。
このお正月、大阪にいる弟たちも帰ってきて、みんなで集まったとき、私たち兄弟3人は父と母にお年玉をあげました。そして成人した私の長女もおじいちゃんおばあちゃんにお年玉をあげました。いつも気丈で厳格な母が、そのときうれしいと言って涙を流していました。
贈り物は、一瞬で人を幸せにする魔法のエッセンスです。
今年も一年、幸せな、人との関わりができるように、周りの人や家族に思いを素直に届けて行きたいと思います。
今月の写真は、綿の実です。こんな風に綿が生まれるのです。自然の力に敬服です。
photo by mizutani
新しい年の始まりです。
この年末から長崎では珍しく大雪になり、帰省する人もUターンする人も足止めにあったりして大変だったのではないでしょうか。
公務員となって遠くで働いている卒業生も帰省して、懐かしい当時ライバルだった仲間と再会しているようです。
私は、この年末年始に贈り物をする機会が何回かありました。まず、クリスマス。そして12月と1月生まれの誕生日の人へ。
いくつになってもプレゼントをいただくときは、どきどきわくわく、うれしさが体全体から湧き出てきます。クリスマスには家族でプレゼントの交換をしました。高価なものではなくても、何が入っているかわからないのは、心地よいサプライズです。
何をもらっても、その人がどんな気持ちで私のために選んでくれたかと思うと、品物よりも気持ちが本当にうれしくて、喜びに変わっていきます。
私の身近には12月に誕生日を迎える人が一人、1月生まれの人が4人います。一人ひとりに何をプレゼントしようかと考えを巡らせて、お店でその人のことを思いながら、選ぶのもとても楽しい時間です。
昨日は、1月生まれの長男と次女、それに私の母、私の義弟のためにあれこれと考えてプレゼントを購入しました。
贈り物には、1年間お世話になった方へ、古来のしきたりとして「お歳暮」があります。やはりきちんとお付き合いをしなければならないときは、そのような形をとります。
子供が小さいときには、子供たちからおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントには、祖父母が好きなお菓子やキャンディ、靴下やハンカチなどそんなものを、取っておいたきれいな箱や包装紙でラッピングして、これも取っておいたきれいなリボンを結んで、手作りのプレゼントをあげていました。これは、その人の喜んでくれる顔を思い浮かべながらプレゼントを作っていくところが楽しいのです。
先日、私の引き出しの底から、小さなカードが出てきました。見ると、数年前まだ小学生だった娘が私の誕生日にメッセージを書いてくれていたものでした。鉛筆で大きな字で「いつもおいしいごはん作ってくれてありがとう」「お仕事がんばって!」と。今見てみると、目頭が熱くなります。そんなカードを作って添えるのも、心が伝わりますね。
私は、昨年のクリスマスに、いつも一緒に食事をしたりお話しする先輩方に、ネーム入りのハンドタオルをプレゼントしました。お二人は本当に喜んでくださって、贈った私もとても幸せな気持ちになりました。
年末には、父が検査でまた数日入院をしました。そして、寒風吹きすさぶ日に退院をするとき、私は、ずっと治療を続けていて薄くなった頭髪を見て、次の日手芸店に飛び込み毛糸を買ってきてすぐに父に帽子を編んであげました。サイズも測らず二日で編み上げて、父の頭に当ててみましたがちょっと大きかったので、また、編みなおしてプレゼントしました。一目一目編みながら、私は、父が一日でも長く元気でいてくれるように願っていました。
今は、高価なブランド物や宝石など、贈り物自体の価値を金額に置き換えてしまう傾向があります。高価なものは自分で働いて自分で購入すればいいのです。
それよりも、一枚のタオル、手作りの帽子や手袋、力いっぱい書いたカードは、本当のその人の気持ちが込められているのではないでしょうか。
このお正月、大阪にいる弟たちも帰ってきて、みんなで集まったとき、私たち兄弟3人は父と母にお年玉をあげました。そして成人した私の長女もおじいちゃんおばあちゃんにお年玉をあげました。いつも気丈で厳格な母が、そのときうれしいと言って涙を流していました。
贈り物は、一瞬で人を幸せにする魔法のエッセンスです。
今年も一年、幸せな、人との関わりができるように、周りの人や家族に思いを素直に届けて行きたいと思います。
今月の写真は、綿の実です。こんな風に綿が生まれるのです。自然の力に敬服です。
photo by mizutani