
今年も、島の瀬公園横の6階建ての美術館の壁面には、「We Love SASEBO」の文字とクリスマスのイルミネーションが取り付けられました。公園には佐世保バーガーやバルーンアートのお店が立ち並び、今年最後のイベントが華やかに開催されています。
佐世保の中心地、四カ町と三カ町の商店街では、毎年12月に「きらきらチャリティパーティ」が行われます。日本一の全長約1キロメートルの一直線のアーケードに、三角帽子をかぶった5,000人の市民が集まり、一斉に乾杯を行います。
主催者は、寂れていく商店街を立て直そうとした若手の経営者ということです。
企業や様々なグループごとにテーブルを囲み、思い思いのお料理と飲み物を持ち寄り、アーケードの中は佐世保市民という共通の一体感を感じることができます。佐世保にも熱いパワーを感じました。仕事帰りの私も、ついどこかのテーブルに足を留めて乾杯をしたくなりました。
先日は、長崎デュアルシステム専門学校の入学試験が行われました。長崎ロイヤルチェスターホテルには、緊張した面持ちで受験者が試験に臨みました。私も面接試験官として、同じくらい緊張していたかもしれません。
午後からは、2年生がちょうど2年間のカリキュラムの中にある実習が終了したので、ブライダルコースと葬祭コースが久しぶりに集まってホテルのレストランでランチをいただきました。数ヶ月ぶりに顔を合わせた学生たちは、話したいことがいっぱいあり過ぎるようでした。
長崎校は、学びながら働くという、カリキュラムの4割を実習に当てる学科で、卒業するときは即戦力として企業で活躍できる人材を育成します。実習とはいえ現場の社員と同じように仕事をし、お客様から見れば社員と同じです。その中では、つらいことや苦しいことなどたくさんあったことと思います。しかし、集まった一人ひとりの顔からは、なんだか自信と余裕が感じられました。
後は卒業論文の制作と発表を残すのみとなりました。就職もほぼ決まって、実習も終了し、もちろん引き続きアルバイトはできるのですが、この2年近くのことを振り返ってみると、それぞれ自身が大きく成長したことに気がついているようです。
あるブライダルコースの学生は、ホテルで実習をしながら、居酒屋でもアルバイトを始めたと言っていました。「実習だけでも大変なのに」と私が言うと、彼女は、「いろんな接客を見てみたいから。ホテルよりも厳しい面もあるんですよ。」とその内面とは対照的にゆっくりとやわらかい表情で語ってくれました。
また、ある学生は、実習では最初は掃除しかさせてもらえなかった。でも最後のころには、式で使う植物のお世話を頼まれ、インターネットで調べたり図書館で調べて、その植物に元気を取り戻させることができたそうです。大きな自信につながったに違いありません。
佐世保校では、最後の公務員試験の結果が来週に発表されます。これで今年度の試験は一応終わることになります。お疲れ様でした。
長崎校、佐世保校のみんなが来年4月に社会人として勤務している姿をイメージしながら、私は、今年1年を振り返ってみようと思います。
熱いパワーをたくさんもらった1年でした。みんなに今年も、ありがとうございました!と大きな声で言いたくなりました。
photo by mizutani
佐世保の中心地、四カ町と三カ町の商店街では、毎年12月に「きらきらチャリティパーティ」が行われます。日本一の全長約1キロメートルの一直線のアーケードに、三角帽子をかぶった5,000人の市民が集まり、一斉に乾杯を行います。
主催者は、寂れていく商店街を立て直そうとした若手の経営者ということです。
企業や様々なグループごとにテーブルを囲み、思い思いのお料理と飲み物を持ち寄り、アーケードの中は佐世保市民という共通の一体感を感じることができます。佐世保にも熱いパワーを感じました。仕事帰りの私も、ついどこかのテーブルに足を留めて乾杯をしたくなりました。
先日は、長崎デュアルシステム専門学校の入学試験が行われました。長崎ロイヤルチェスターホテルには、緊張した面持ちで受験者が試験に臨みました。私も面接試験官として、同じくらい緊張していたかもしれません。
午後からは、2年生がちょうど2年間のカリキュラムの中にある実習が終了したので、ブライダルコースと葬祭コースが久しぶりに集まってホテルのレストランでランチをいただきました。数ヶ月ぶりに顔を合わせた学生たちは、話したいことがいっぱいあり過ぎるようでした。
長崎校は、学びながら働くという、カリキュラムの4割を実習に当てる学科で、卒業するときは即戦力として企業で活躍できる人材を育成します。実習とはいえ現場の社員と同じように仕事をし、お客様から見れば社員と同じです。その中では、つらいことや苦しいことなどたくさんあったことと思います。しかし、集まった一人ひとりの顔からは、なんだか自信と余裕が感じられました。
後は卒業論文の制作と発表を残すのみとなりました。就職もほぼ決まって、実習も終了し、もちろん引き続きアルバイトはできるのですが、この2年近くのことを振り返ってみると、それぞれ自身が大きく成長したことに気がついているようです。
あるブライダルコースの学生は、ホテルで実習をしながら、居酒屋でもアルバイトを始めたと言っていました。「実習だけでも大変なのに」と私が言うと、彼女は、「いろんな接客を見てみたいから。ホテルよりも厳しい面もあるんですよ。」とその内面とは対照的にゆっくりとやわらかい表情で語ってくれました。
また、ある学生は、実習では最初は掃除しかさせてもらえなかった。でも最後のころには、式で使う植物のお世話を頼まれ、インターネットで調べたり図書館で調べて、その植物に元気を取り戻させることができたそうです。大きな自信につながったに違いありません。
佐世保校では、最後の公務員試験の結果が来週に発表されます。これで今年度の試験は一応終わることになります。お疲れ様でした。
長崎校、佐世保校のみんなが来年4月に社会人として勤務している姿をイメージしながら、私は、今年1年を振り返ってみようと思います。
熱いパワーをたくさんもらった1年でした。みんなに今年も、ありがとうございました!と大きな声で言いたくなりました。
photo by mizutani