その日、チュンサンとユジンは昼休みの放送当番をしていた。２人は並んでチュンサンがかけたレコードを静かに聴いていた。 するとユジンがびっくりして、 「この曲、この前あなたが弾いて...

  ユジンは昼休みに公園のベンチでサンドイッチを食べていた。初冬のかわいた空気の中で、高校生たちがじゃれているのか、ケンカしているのか、大声で話している。 ユジンは、ま...

その日の昼休み、放送部のユジンとチュンサンは放送担当を任されていた。 　ユジンはその日の朝、チュンサンと一緒に遅刻してしまい、学校の塀を越えるという大冒険？をして、また２人だけの...

    チョンユジンは、取り引き先の帰り道、走ってバスをつかまえて慌てて乗り込んだ。まだ息を切らせながら、いつものくせで一番奥の右側に無意識のうちに座っていた。 ...

  ユジンは学校にむけて降る坂を一気に駆け降りた。ギリギリセーフか、と門をくぐったとたん、 「チョンユジン‼...

    チョンユジンは腹を立てていた。なぜならせっかく気持ちよく寝ていたのに、誰かがバスの窓枠に頭をぶつけさせたからだった。ユジンは寝ぼけたまま、そのだれかを睨みつけた...

古い街並みが残る春川の街。冬の朝日にうちの瓦が反射して、キラキラと輝いている。朝ごはん...