生石高原・紀伊の風

紀州和歌山の季節と自然のフォトページ

2017 曼珠沙華

2017-10-02 | 季節は今

ポツポツと小雨の降る中、田舎道がパッと明るくなる…そこには黄金色に実った“稲”と満開の“曼珠沙華‬”があった。気分もすこぶる快調になる…

今年の開花は生石高原の山野草同様、少し遅れてるようだ。
そして、“ミカン”も摘果を控えるほど良くないらしい。尤も今年はミカンの“裏年”だが、それにしても少ないらしい…何ンか、ちょっと自然界が可笑しい… 

      

       http://blog.goo.ne.jp/kinsan130/m/200709 (曼珠沙華)

この辺りは山に囲まれた谷間の田んぼ…台風の影響は左程感じられない…農作業や野生動物対策等々は大変だろうが、台風には強い利点もある。

5~6年前?から山村の田畑に“電気柵”が設置されるようになった。当初は“余計な物が写りこむ”…と、何とか入り込まないよう工夫した…が、今では“あって当たり前”のような感覚になってしまった。
県下、どこへ行ってもイノシシ、シカ等の被害が深刻だ。獣害に加え、高齢化により耕作放棄も進んでる。田畑が無くなれば“曼珠沙華”も雑草に駆逐される…
このような事由から、この花は絶滅危惧種かも知れない。 

      

 

      
                    「カラスアゲハ」

丁度、“蝶”が活発に動く時間帯だった。何とか蝶のベストショットを撮ろうと走ったり、隠れたり…悪戦苦闘…時間が経つのを、すっかり忘れてしまった。 

 


                    「モンキアゲハ」

 

 

        
          「クズ」 葛  マメ科、蔓性多年草  別称 裏見草

秋の“七草”のひとつ…山間でこの花のある所は足元が分からなく気味が悪い… 

「おやッ!何を狙ってんだい…」  「 ・・・ 」
「もうチョッと好いポーズしてよ」  「 ・・・ 」



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3 コメント

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今年の生石山 (フォーチュン)
2017-10-08 10:38:35
こんにちは。
先週、和歌山市からの帰りに少し寄ってみました。西側の銀穂は見事でしたが、山頂一帯は銀の穂が目立たず、台風の影響なのでしょうか。それと笠石付近を歩いただけなのですが、マツムシソウが見つからりませんでした。5年前には道沿いにけっこう見られたのですが・・・
また明日お友達を連れて登る予定です。
天気は最高ですね (フォーチュンさん へ)
2017-10-09 08:56:57
フォーチュンさん いつもどうも…

マツムシソウは山頂から南側に降った山道脇です。未だ、咲いてると良いのですが…
全般的に“ススキ”が少ないように思います。ススキの中に余計な植物が繁殖してるのも一因かと…
でも、あれだけの強風によくぞ無事に…でしょうか。
Unknown (Unknown)
2017-10-10 15:55:30
昨日西の峰から山頂まで歩きましたが、リンドウが2株、ハバヤマヤマボクチ1株、マツムシソウ一株、ヨシノアザミ多数、ヤマハハコ、ツリガネニンジン、カワラナデシコ等々が見られました。花はちょっとさみしかったかな。山頂は多くの人が行き交い皆さん思い思いに楽しんでいました。マナーも良いのではないでしょうか。

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