「ファンボーイズ」 オタクによるオタクのための映画

”スター・ウォーズ祭”、絶賛開催中！

「ファンボーイズ」（FANBOYS　2008年・米）
この映画は、スター・ウォーズオタクの映画です。
7月19日に、BSハイビジョンでも放送されます！

舞台は1998年。
高校を卒業してもウダウダと、
スター・ウォーズ・オタク生活をしている
仲良し４人組（プラス女の子1人）。
1人は、そんな生活と決別してまっとうな社会人として
生きようとモヤモヤしているところなのだが・・・
彼らの目下の関心は、あと少しに迫った
「スター・ウォーズ　EP1　ファントム・メナス」の公開！

しかし、仲間の1人が不治の病で余命いくばくもないことを知り
なんとかして彼に「EP1」を観せてやりたいと
ある計画をたてる。
それは、サンフランシスコのスカイウォーカー・ランチに
侵入し、フィルムを盗み出すというもの・・・。


想像通りアホな映画です。
あらゆるところ、スター・ウォーズへの愛に満ち溢れています。
レイア姫やダース・モールも特別出演！

監督自身が立派な”ファンボーイ”なんだよねぇ。
この映画いかに多くの人に影響を与えてきたか！
ここに描かれているようなSWオタク、いるよ、絶対。

だから、この映画は「SW」を観ていない人には
意味不明なアホ映画だけど、
好きな人にはたまらん映画でしょう。

だいたい、スカイウォーカー・ランチに侵入って！
ここがファンにとっての聖地であり、
強固にガードされた、ジョージ・ルーカス映画の
心臓部であることを知らないと話にならん（笑）

トレッキー（「スター・トレック」ファン）との
低レベルないがみ合いや数々の下ネタもあり。
最後はちょっとせつない。
「もし駄作だったら？」というセリフとともに（笑）