「M：i ：Ⅲ」 ミッション・インポッシブルだから仕方ない

ダヴィンチ・コードに負けず劣らず宣伝に力入れてますねー。
でも、この映画は”宣伝に裏切られた”って感じはしないと思います。
想像通りですから。

だって、トムちんで、ミッション・インポッシブルなんだから仕方ない。
どんなありえないシーンもしゃーないなぁ（苦笑）で
許せてしまうような。

今回も、（設定は）ベルリン、バチカン、上海と飛び回ります。
ただ、違うのはイーサン・ハントに
自分の命よりも守りたい愛する人ができたということ。
トムさん、思いっきり私情入ってませんか？
こころなしかフィアンセ役の女優さんも、
ケイティ・ホームズ系な気がします。
（おお？この人「Mr&Mrsスミス」とか「スタンドアップ」
「ボーン・スプレマシー」とか出てるけど印象にない・・・）

世界の黒幕、大悪人のディヴィアン（フィリップ・シーモア・ホフマン）を
捕らえるべく、奔走するイーサンたちですが・・・。
ストーリーについてはこれ以上は書きません。
夏の娯楽大作にふさわしい、頭空っぽで楽しめる映画です。
ええ、予想通りに。

英国系美形俳優、ジョナサン・リース・マイヤーズが
チームの若手として爽やかに、変装で楽しませてくれます♪
（バチカンでは彼が一番働いたんじゃないのか？？）
アジア系の紅一点、マギーQも綺麗でした。

当初リンジー・ローハンやスカーレット・ジョハンセンが出る？
と言われていましたが、その役をやってた、ケリー・ラッセル
（ドラマ「フェリシティの青春」）、あのシーンだけだったら　
いたたまれないよなぁ・・・と思いましたが、
綺麗なシーンもちょこっとあってヨカッタね。

トムは・・・いつものトムでした。
ただ私たちはそれを甘んじて受け入れる方向で。
走り方ヘンですよ。
もしかしてサイボーグだったりして？

私的注目はフィリップ・シーモア・ホフマン（名前が長いので以下PSH）
でしたが、さすが！このふてぶてしさ、腹の据わり加減。
前々から彼のねちっこいいやらしさ、暑苦しさが
お気に入りだったので、もっと観たかったくらいです。
（この役もケネス・ブラナーがオファーされていたとか。）

面白かったのは、バチカンでのPSH誘拐作戦のシーン！
スパイ映画って感じがしてヨカッタなぁ。
全編ハラハラの連続で、これまた力入りました。
少なくとも「２」より映画的に面白いと思うので、
ツッコミながら観てください。

P.S.
映画にはよくFedExが出てきますが、今回はDHL！
さっきテレビで　この映画とタイアップした、
DHLの豪華なCMやってました（笑）