コメディSF 「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」

マーベル・コミック原作ですね。漫画です、漫画！
宇宙の実験中、不測の事態により、すさまじいエネルギー波を受けた
科学者４人が、不思議な能力を身につけてしまう・・・。

びよ～んと体が伸びるMr.ファンタスティック、
透明バリアを張ったり、自らも透明になれるインビジブル・ウーマン、
全身から発火するヒューマン・トーチ、
怪力岩男のザ・シング。
４人合わせて　ファンタスティック・フォー！
・・・トホホ感が漂うファミリー・コメディになっております。
シンボルマークが④ですよ、丸ヨン（笑）

原作はアメコミの古典らしく、なんと1961年の創刊。
「スパイダーマン」や「X－メン」より古いし、
「Mr.インクレディブル」がこの漫画を基にしているというのも
初めて知りました。
もしかして、日本の戦隊モノも、この影響を受けてるのかな？？

いやー、面白い。何にも考えずに観られる！
ベタな笑いもあるし。
岩男さんが哀愁漂わせてるところに、やんちゃな火の玉男が
ちょっかいをかける。それを叱るお姉さん。
（火の玉男の軽いノリがよかったです。）

戦隊モノのヒーローといえば　ガッチャマンなら大鷲のケン、
００９なら島村ジョー、ゴレンジャーなら赤レンジャー！
カッコイイはずのリーダーのMr.ファンタスティックは気弱でお人よし、
しかも必殺技はびよ～ん。
まるでコント赤信号のリーダーくらいの扱いかもしれません。

悪役も、ちょっとインパクトが弱かったのが残念。
だんだんパワーアップしていくのかな。
続編、私は観たいです。ほんと。

この映画、Mr.ファンタスティック役のヨアン・グリフィズに注目しておったのです。
海外ドラマの「ホーン・ブロワー」がすごく良い！！と聞いていたのですが、
まだ観てなくて、「１０２」や「キング・アーサー」でチェックしてました。
ワタクシごとながら、彼とは誕生日が同じなので　
勝手に親近感を抱いております（笑）
この映画でブレイクするか？！と期待してたんですが、
ちょっと・・・はずしたかな（汗）

「シン・シティ」の日本公開が控えているジェエシカ・アルバは
大変キュートでしたよん。ちょっと幼い感じだけど・・・。

結局、私はそれなりに楽しめた映画でした。
サービスデーか、DVD出てからでも観てください。（ヒドイ）

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