800年前に源頼朝が摂津は西宮から恵比寿さまを勧請したのが始まりの鎌倉の鬼門を護る神社。
毎年例大祭の大祭式に引き続き行われる特殊神事「祇園舟」は、青茅の舟に御幣を立て、麦のたんごを供えて、一年の罪穢れを託して遠く沖合に流しやる祓えの神事。
横浜市無形文化財第一号でもあります。
土日出勤の仕事から解放されてようやく今年は行ける(^^♪
京急富岡駅下車。
富岡八幡宮さまへ。
青茅の舟は毎年前日に神主が造る習わし。
御神前で大祭式のお祓いを待つ。
大祭式。
大祭式が終わるとお祓いを受けた茅舟が出てくる。
浜降神事へと向かう。
海に待機するのは奉仕船と供奉船。五丁櫓の和船・八幡丸と弥栄丸。
海水で清められた台座に茅舟が降ろされる。
茅舟の御幣は1年分の12本。小麦の粒を敷き詰めた上に大麦でつくったシトギ(おだんご)を3個。そして私たちの穢れ。
麦の糀で醸した甘酒がシトギにふりかけられ祝詞。
そうして奉仕船へ。
漕ぎ出す!
のであるけど、埋め立て地となってしまった今は海に出るまでに橋をくぐらねばならぬのです。
浜で戻ってくるのを待つのも良いのだけど、保存会さんの受付で申し込めば(1名2000円)沖合で立ち会うことができるのです(^^♪
貸し切りバスで港へ。
お社から浜までの道中お話をしてくださったおじさま。なんと漁師とおっしゃった!え?横浜に漁師さんなんかいるんですか?いるよ!ちゃんと南部市場に出してるんだぜ!!
もうおひとかたは、埋め立てで漁師はやめてサラリーマンになって今は年金暮らしだぜとおっしゃる。
横浜市漁業組合柴支所富岡支部!ん!
乗船。
お酒。
いよいよ沖に出る!
お酒が紙コップに注がれて配られて、いよいよ茅舟がと思ったら、いつの間にか流されていた。
今日は波が荒くてちょっとその儀式の余裕が無かったようでした。後で先輩から・・・ま(^^;
一年の穢れを乗せて茅舟が行く。
浜に帰る。
八幡丸と弥栄丸が帰ってきた。
それからがどちらが早く着くかの競争なのです(^^♪
素晴らしいお祭りでした(^^♪
埋め立てられる前は神社の鳥居のすぐ下が浜だったという。
鳥居の脇に記念碑が残る。
富岡八幡宮 夏越ノ神事アリ 毎年草舟ヲ造リテ送迎ス 江戸深川八幡宮エ遷奉トナリ
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