紅葉橋を渡り紅葉坂を上れば、神奈川県立青少年センター・神奈川県立図書館・音楽堂。




図書館・音楽堂の裏手には、横浜能楽堂。



なんで横浜に能楽堂なのか?というのは、実は私にはよくわからない。
平成8年6月に開館した。
国立能楽堂は連日様々に公演予定が入っているが、横浜能楽堂はそんなに毎日ではない。
能舞台の見学ができる日も多い。






この能舞台が、明治8年に旧加賀藩主・前田邸に建てられ戦後の能楽再興の本拠地となった関東地方最古の能舞台であるところのかつての染井能舞台。
所在地・西区紅葉ケ丘27-2
構造規模・寄棟造/妻正面:柿葺
建築年代・明治8年
指定認定・市指定文化財
設計施工・(染井移築後の改修設計)山崎楽堂
明治8年に東京根岸の前田家の屋敷に建てられたが、大正8年に東京染井に移築され、染井能舞台として親しまれた。昭和40年に解体され、昭和48年に部材が横浜市に寄贈された。鏡板には梅を配した松が描かれている。当初屋外舞台だった特色を生かし能楽堂の中に屋外に建つ姿のまま再建されている。平成7年度再建。

私は通りかかることがあって見学できる日はこの客席でしばしぼんやりと休むことがあるのだが・・・
なにやら幽かに謡と囃子が流れていたことがあった。
ほお!粋な演出。
と受付であの曲は?と聞いたら・・・
え?そんなの聞こえましたか?流してなんかいませんけど?はぁ???あっ!もしかしたら研修室の音かな?あ!たぶんそうですよね!なんだか互いにそういうことにして…
帰宅するなりアマゾンでCD注文してしまったのだった(^^;
ま。

横浜能楽堂は掃部山公園の中にある。
階段を上れば、井伊掃部頭直弼さまが海の向こうを見つめておられる。




そうして、この界隈のおばさんぽには、伊勢山皇大神宮さまの裏参道が通行止めは痛いのである。
紅葉橋を渡り伊勢山皇大神宮さまの表参道から裏参道を行けば神奈川県立青少年センターに出る。急坂を上るのは一度で済み一筆描きで紅葉橋へと下っていけるのである。早く工事終わんないかなぁ(^^;


