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今日のころころこころ

2023・12・12 丸紅ギャラリー「源氏物語-よみがえった女房装束の美-」。皇居東御苑の紅葉はそろそろ終わる。

今日は用事を済ませたあとに、飯田橋駅の東京メトロの東京メトロお忘れ物総合取扱所へ。
昨日東横線の網棚に乗せた荷物を忘れてしまったのだった。
今は相互乗り入れで東急だけでは済まない。
今朝電話して、東急には無いというから、次は東京メトロ。
東京メトロにあった。ラッキー。
なんせ例えば東横線の場合だと、東急・東京メトロ・東武・西武・相鉄のどこにいっていても仕方ないのだ。
和光市で見つかったけど、和光市まで行かなくても飯田橋というのはありがたい。




東西線で帰るかなと歩いていたら、ふと思い出した。丸紅ギャラリーに寄っていこう。
地上に出たら雨があがって薄日がさしていた。







丸紅ギャラリー「源氏物語-よみがえった女房装束の美-」。
会期は12月1日~12月28日。
展示室は撮影禁止。
実践女子大学の全面協力のもと、私立大学研究ブランディング事業「源氏物語研究の学際的・国際的研究拠点の形成」の一環として行われた、源氏物語の若葉の下の六条院の女楽に登場する明石の君の装束を再現して展示しているという。

十二単は皇室行事でもNHKの歴史ドラマでも結婚式でも見るけど、当時の再現は初めてだ。
絹糸は皇室でも飼育されてる小石丸かと思ったら、どうも源氏物語の頃に小石丸がいたという確証がないから小石丸は使わなかったらしい。
本当に細部まで忠実な再現を試みて、女房装束1セット5年の歳月を費やしたという。
艶やかで繊細で本当に美しい。
確かに1枚1枚は透けるほどに薄いけど、これ12枚着ていたんか。今は1枚で3枚着てるように見えるように工夫をしてたりなんかするけど。
宮中の女房たちが皆それぞれに支度したらそれはそれは優美で見事な眺めだっただろう。でもこれを何セットも持っていたということは当時の宮殿に仕えていた女房たちのバックには凄い財力があったということかな。
雨はもう降ってきそうもない。





平川門から大手門へ皇居東御苑を通り抜けて大手町駅から帰ることにした。

雨上がりの紅葉。




松の大廊下跡もようやく色付いてきた。

明後日は赤穂浪士討ち入りか。
エゴノキの花がひとつ狂い咲き。



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