今日は足柄峠方面へ行った。




晩秋の陽はあっという間に傾く上に、まだ早いかな?と思ったのだけど、それでもせっかくだから南足柄市の大雄山最乗寺さまに寄った。

曹洞宗大雄山最乗寺は應永元年(1394年)に了庵慧明禅師によって開山した。
三井寺園城寺にて勧学中だった弟子の道了尊者は、天狗に化身して近江から相模へと馳せ参じ、五百人力をもって約1年で事業を完遂したという。
應永18年の禅師遷化にあたり、道了尊者は「以後山中にあって大雄山を護り多くの人々を利済する」と誓願を唱え天狗となり火焔を背負い白狐の背に立ち天地鳴動して山中に身を隠したという。
以後、諸願成就の道了大薩埵として絶大な信仰を集める。

四季折々に美しい荘厳な祈りのお山なれど、雪があまり降らなくなった今は紅葉の頃が一番綺麗かもしれない。
でも今年は三門の前あたりも瑠璃門のあたりもまだ色付き始めたばかりだった。



本堂前あたりから鐘楼あたりの紅葉がそれは綺麗だ。




今年のライトアップは、11月22日~12月1日までという。
あっという間に色付いてあっという間に散るのかもしれない。
