今日は朝からずっと雨。

果物はメロンとオレンジ。

柑橘類はそろそろ終わり、そろそろメロンとサクランボ。
でもメロンもサクランボも温室物。
本来なら国産果物は端境期なんだよな。
4日に立ち寄った皇居東御苑の果樹古品種園。

和リンゴは実がぷくぷくと膨らみ始めていた。

リンキ、カガハンザイライ、コウサカリンゴ。

飯綱の方は花が散ったとこだったよとコウサカリンゴに声をかけて、それにしても、さっきから漂うこの甘い甘い香りはどこからなんだろ?タイサンボクはまだ蕾だったよな。

香りの方向に歩いていったら、同じく果樹古品種園の柑橘畑だった。
これだ!

エガミブンタン!

うっとりとろけるような豊潤な芳香。
ブンタンの花をみたのは初めてだった。
ハチになりたいと思った。彼等と一緒に花に潜り込んで全身花粉まみれになりたいと思った。
サンポウカン。

カブス。

林檎も柑橘もこれから実るのだと、つくづくと思った。
なんのかんのいってもまだまだ世界から買うことができる日本。
果物そのものはもちろんだけど、燃料も資材原料も。
ハウス物栽培には冷蔵や暖房が必要だし、例えばリンゴのように一年中出すためにはそれ用の貯蔵冷蔵設備が必要なのだ。
なんで季節外れにボケたようなリンゴ食べたがるんだろ?と不思議に思っていたのだけど、体に良いからという理由らしい。
確かにリンゴはお通じに効く。でも季節外れのボケリンゴでも同じなのかな?
ま。
果物が一年中にぎやかに並んでる間はそれを楽しめばいいけど、本来はこういう時期なんだということを忘れてはいかんわな。。。