さてと。
今日は新宿の某家具メーカーのショールームへ行こうかなと思っていたのだけど、一昨日元町を歩いていたら、行かなくてもいいなと思った。
今日は母の大好物の蒲鉾を調達に小田原へ。

母は来週退院予定。
今のところ全て順調で、退院後も、農作業さえしなければ今までと同じ生活を送れそうだ。
ただ、入院前から気になっていたのが、母の炬燵生活。
炬燵に長座布団といくつかの枕。枕元には菓子。
枕を組み合わせて長座布団に寝転がりながら菓子を食べ食べテレビを見るのが何よりの極楽。
それはいいのだけど、母自身も認めているように、炬燵の長座布団から、要は床から起き上がるのが大変になっているのだ。
このさい、長座布団代わりにベッドを入れることにした。
そうすると、炬燵や和室用テーブル代わりに椅子とそれに合わせたテーブルが必要になる。

何がいいんだろ?と検索してみたら、某家具メーカーさんの椅子が目にとまった。
これいいな。予算的にもこのくらいならなんとかなる!
この椅子に決まり!
実店舗で見るとなると、もっといいのがあるかもしれないと何軒かハシゴするのだけど、ネットで見てると、どういうわけだかもうそのメーカーさんのその商品しか目に入らない。
それが、たまたま元町を歩いていて、なんとなくふらりと入ってみた家具屋さん。
あれ?これ!!
同じようなデザイン同じような機能同じような値段。
冷静になった。
そりゃそうだ。
北欧家具のイメージが強いけど、このデザインの椅子の原型はチャイナ・チェア。明王朝からあるのだ。
洋家具が入ってきてから現在まで、様々な家具メーカーがそれぞれに作ってきたんだ。
元町の家具屋さんで、値段とか納期とか送料を確認。
でも、もしかして、長野市にも木工団地という所がある。そこでもあるかもしれない。
ん。
疫病下での実店舗は実に旗色が悪い。
なんでもかんでもネット通販ネット通販。
ネット創生期の頃は、自分でせねばならぬややこしい設定だらけだったけど、パソコンの画面の前に座れば世界へと広がった気がした。
でも今は、操作は簡単容易になったけど、気が付けばなんか井戸の中。
ま。
