<むしまるQゴールド 挑戦の1999年度 その2>
哀愁のヨーロッパ・バイソンやねん 作詞/桑原永江 作曲・編曲/西原俊次 歌/影山ヒロノブ ギター/江口・ヨンタナ・正祥
昔はブイブイいわしてたヨーロッパ・バイソンですが、ニンゲンたちに追われ減らされ、今ではそのニンゲンたちに守られて細々生きている・・・。ヨーロッパ・バイソンの悲しい運命を、哀愁ただよう関西弁でボヤいています。
元歌はカルロス・サンタナの『哀愁のヨーロッパ』。江口・ヨンタナ・正祥のギターが泣かせます。哀愁のヨーロッパ・バイソンです。
でも、「やねん」て何だろう?これは、『悲しい色やね』に引っかけていますね。「大阪の海は悲しい色やね さよならをみんな ここに捨てに来るから」といった、これまた哀愁にあふれた上田正樹さんの名曲です。
でもなぜ関西弁のこの歌を?ヨーロッパはユーラシアの西の部分だから?いやいや、答えはもっとシンプルです。『悲しい色やね』の歌い出しのメロディが、『哀愁のヨーロッパ』にそっくりだから。あ、その後の展開は全く違いますよ。決してパクリというわけではありません・・・よね。
哀愁×悲しい色で心を揺さぶられ続け、エンディングの泣きのギターに入るところで影山ヒロノブの魂の叫びがさく裂します。「バッファロー!!」。本作のハイライトですね。
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