<むしまるQ むしむし編 その7>
フン・フン・フンコロガシ 作詞/里乃塚玲央 作曲・編曲/つのごうじ 歌/水木一郎
「地球の上に朝が来て お日様コロコロ沈むまで おいらはセッセとフンころがす おいらの名前はフン・フン・フンコロガシ」と歌う『フン・フン・フンコロガシ』。ネタは歌詞の最初の部分ですね。「地球の上に朝が来る その裏側は夜だろう」というフレーズは中高年の方なら誰もが聞いたことがあるのでは。大ベテランのボーイズグループ、灘康次とモダンカンカンがステージに上がって最初に歌う曲です。でも、最近は寄席番組も少ないので、若い人は知らないかな。
この曲『地球の上に朝が来る』は、日本の最初のボーイズグループであるあきれたぼういず(1935年結成)の中心メンバー川田晴久が、川田義雄とミルク・ブラザースというボーイズ・グループを結成していた時代(1939年)から歌っていた曲で、その後弟子筋にあたるモダンカンカンに引き継がれたもの。世界中に棲息し、動物のフンを転がし続けるフンコロガシのイメージを地球規模で表現したのでしょう。
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