●サヴォンリンナへ
今日からロシア国境に近い、カレリア地方の港町サヴォンリンナに旅行に行きます。
出張以外のフィンランド国内旅行は、フィンランドに来てすぐのトゥルク・ナーンタリ以来です。
テンペリアウキオ寺院の周辺の青い空
北欧の夏は良いですね
今日もまた旗日らしく、国旗が街中にはためいてました
街中の小さな公園にも赤い薔薇が満開
日本ならこれを摘んで帰ったりする不届き者が出たり、
或いは子どもが怪我をする危険性があると批判する者がいるでしょうね…
でも、ここは自由と責任ある大人の国
この辺り、国の根底から違うのを感じます。
●ヨーエンスー行きインターシティー3号
電車は10:00発ですが、余裕をもって9:30頃には中央駅に到着。
これが今回乗るインターシティー3号です。
インターシティーなので牽引式ですね。
PC・携帯用に電源がついてるのが嬉しいです。
6人用コンパートメントもありました
チャイルドプレイルーム付車両。
カフェ車両
食堂車
一等車(グリーン車)ですが、あまり変わらないような…
奇麗な田園風景の中、列車は東に進みます
Lahatiに停車
窓が汚れてて、うまく写真が取れないのが残念…
Lahati以北になると、木材運搬車を見かけます
フィンランドの以前の基幹産業ですし、フィンランドで鉄道が存続してる一因です
人口の少ない小国では、NZやバルト三国のように鉄道は衰退するのが世の常
建物が少ないので、雲がきれいに見えるんですよね!
途中ラッペンランタなどに止まりながら、13:28にParikkaka駅到着。
ここからローカル線に乗り換えます
フィンランドで一番フィンランドらしい湖水地方に向かいます。
フィンランド最大の湖、サイマー湖
Punkaharjuの駅舎です。小さくて可愛いですね。
フィンランドでは、木造の古い駅舎が転売されたりして保存されている例が多いです。
鉄道も道路も、この砂州の上を走ってます。
森林ミュージアムで有名なLustoの駅です。
フィンランドはティンバーカントリーですから。
世界最大の木造教会があるKerimakiの駅
市の名前の由来にもなってるオリヴィ城が見えてきました
ようやくサヴォンリンナに到着しました
●昼食 Mjakka
この時点で二時半なので、お腹がペコペコです。
食堂車は割高(小さなチーズサンドで700円、カップ入りパスタで1500円…)なので、我慢してました。
港に面したレストランのMajakkaで昼食
天気はいいのですが、寒いので店内で食べました。
まずはビールで乾杯
生は一種類しかなかったので、生のOlvi(一杯4.6:約800円)
ヘルシンキより、かなり安いですね。
サヴォンリンナはムイッコが名物だそうで、このレストランもそれが美味しいそう
ただ、ロンプラに日替わりがbargain!と書かれてたので、それにしました。
サラダバー付きですが、空腹だったからかこのサラダがやたら美味かったです。
日替わり(12ユーロ:2000円)です。
ソースはかすかにココナッツの香りがしました。
そこそこ美味しく満腹になりましたが、やはりムイッコにすれば良かったかも。
店内は、落ち着いててなかなか高級そうな感じでした
⇒(その2へ続く)