【国内旅行】経験値の旅五日目その1 知覧の朝
せっかく知覧に泊ったので、朝は特攻隊員やその家族が通ったであろう道(道自体は既に違うかもですが)を歩いてみる
ことにしました。特攻隊は早朝や夕暮れ時に出撃したそうなので、日の出を拝む意味もあって早めに出発。
朝四時半の知覧の街は真暗でした。
前日に移動が無かった分、早朝に起きられました。
●特攻平和観音
真暗な中、30分程度歩いて先日の特攻平和観音に到着
ちょうど、旭日が昇る頃でした
いまから65年前、多くが未成年だった彼らは何を思って最後の旭日を見たんでしょうか…
いつもは家内安全と馬のことしかお祈りしない私ですが、
ここでだけは世界平和と英霊の鎮魂をお祈りしました
お参りして帰る頃にはすっかり明るくなってました
●武家屋敷
せっかく早起きしたので、知覧の武家屋敷エリアを散歩することに
ここ知覧はかつては薩摩藩の支城のある城下町として栄え、九州の小京都と言われてた町です
うちの田舎も山陰の小京都と呼ばれる町で掘割が多いですが、知覧もそうですね
富屋食堂から永久橋を渡っていくと、南九州市役所です
そこから一本奥に入ると、知覧の武家屋敷群
薩摩藩は武士の割合が多く、戦争は強いけど経済は大変だったでしょうね…
道のせまい、如何にも城下町って感じです
こんな感じの武家屋敷が狭い路地沿い並んでます
武家屋敷群の外れにある亀甲城跡もせっかくだから見に行きました
知覧の街が見下ろせるかと思って小高い山に登ったんですが、木々で見れませんでした…
武家屋敷群を抜けて永久橋を渡れば、そこはもう富屋食堂別館です。
朝の4時半に出て、帰ってきたのは7時半とけっこう歩きました
7:30から朝食とったら鹿児島に戻ります。
昨日は、奇しくも長崎原爆の日でした。
なので長崎に行くことも考えましたが、敢えて知覧にしました。
どちらにしても平和の有難さと、そのために貴重な命を提供してくれた英霊と、
先の戦争の犠牲になった全て方々に感謝と鎮魂を祈らざるを得なく考えさせる経験だったと思います。
そんな折に、そんな気分をぶち壊すニュースを新聞で見てしまいました。
民主党には、安全保障と歴史観でどうしても相いれない方々が多くいて、
今の政権は特にそうした方々が入っています。
とにかく日本と日本人が嫌いな方or とにかくスイーツな方、
現実の政治運営では彼らに魂を売ってでも協力を仰いで権力を握らなくてはなのは重々承知です。
ですが、この知覧の地では考えたくなかったニュースでした。
●鹿児島市へ
目の前が中郡のバス停なので便利です
鹿児島交通のバスで1地時間半で鹿児島まで戻りました。