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オウル大学を訪れてから、すぐに次の目的地のユバスキュラに向かいます。
オウル滞在はたったの4時間、空港と大学にしか行けませんでした…。
オウルからユバスキュラへは空路が無いため、陸路での移動になります。
丁度いいバスの便が無かったため、電車で移動。
長時間なので、バスより鉄道の方が楽ですしね。
フィンランドは硬い岩盤と湖が多い国土の為、道路や鉄道は直線距離以上に時間がかかります。
なので旅客鉄道は衰退気味です。
物資の輸送は鉄道がまだ盛んなため、以前にここで書いたニュージーランドのようなことはありませんが、
バルト三国のように鉄道が非常に劣勢にあるようです。
なので鉄道の駅舎も売りに出ていて、自宅にしたりお店にしたりという例もあるそうです。
オウル駅の駅舎は、昔からのピンクの木造の可愛い駅舎です。 (写真1上)
オウルからユバスキュラへの直行便が無いため、東に遠回りしてKuopioなどを経由します。
オウルからのPikajuna(フィンランド語で「急行」)は単線のローカル線で、
途中で何回も行き違いの停車などをしてかなり時間がかかりました…。(写真1下)
トイレも昔懐かしの「線路にポットン」式なので、停車中は使えません…。
列車の旅をすると、車窓の風景が楽しめますよね!
なので、私は外国の旅をする時はできるだけ列車を利用します。
飛行機だとその国の「点」しか見られませんから。
フィンランドは森と湖の国ですが、この地区を電車で移動するとそれを実感できます。(写真2上)
途中でPikajunaから、イタリア製車両の特急ペンドリーノ号に乗り換えます。(写真2下)
この車両は快適ですね!
列車は150kmくらいで快適に飛ばして行きます。(写真3上)
ただ、最初の30分は綺麗な森と湖だと感動しますが6時間続くと…。(写真3下)
でも、これが最小時間の移動なんです(汗)
六時間乗って、一人62ユーロ(10500円)でした。