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遊星號による天体観察(35)

2021-02-02 00:23:43 | 恒星
天体望遠鏡:遊星號[2,11]を、AZ-GTi赤道儀化マウント[8-10,13]に搭載して、オリオン座[2]のリゲル[3]とベテルギウス[4]を観察した結果を記す。
リゲルの青白色とベテルギウスの橙色の対比が美しい[1]。


2021-01-29 21:03 リゲル[3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm F16
Mモード, ISO800, 800mm, F16, 30sec, MF, AWB
※RAW画像をそのままjpeg画像にエクスポート


2021-01-29 21:09 ベテルギウス[4]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm F16
Mモード, ISO800, 800mm, F16, 30sec, MF, AWB
※RAW画像をそのままjpeg画像にエクスポート
ベテルギウス周辺の6等星も確認できた[14]。

・口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[12]
・イメージセンサ分解能:1.93"相当[12]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[12])


撮影の様子
※遊星號は鏡筒が長く、マウントの三脚に干渉する恐れがあるので、自動導入の利用は注意が必要である。
上記の課題があるため、今回はマニュアル(方向ボタン)で天体の導入を行った。
※AZ-GTiの制御アプリ:SynScanProにおいて、ユーティリティ>マウントで、高度の上限・下限を設定できるので、マウントの使用状況に応じて設定値を変更することで、上記の干渉は避けられるようだ。

参考文献:
(1)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.266-273.
(2)オリオン座-Wikipedia
(3)リゲル-Wikipedia
(4)ベテルギウス-Wikipedia
(5)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(6)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(7)Stellarium-Web
(8)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(3)-goo blog
(11)遊星號による天体観察-goo blog
(12)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(13)都内の星座(7)-goo blog
(14)The Mag-7 Star Atlas Project
(15)天体写真ギャラリー-リゲル
(16)天体写真ギャラリー-ベテルギウス

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4 コメント

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赤道儀の搭載望遠鏡について (starskys2)
2021-02-02 10:30:23
新星空の友です。

5cm赤道儀、拝見しました。
鏡筒を赤道儀に載せるのであれば、昨年火星撮影に使用した口径10cm以上の方が良いと思いますよ。
(鏡筒重量が赤道儀の搭載耐荷重以内であれば)
5cmではリゲル伴星は分離できません。もちろんシリウス伴星は到底無理です。少なくても8cm以上必要です。
5cmで何を観察・撮影しようとしているのか判りませんが、初めから10cm以上を搭載テストした方が早道になると思いますよ。
月撮影であれば、経緯台で十分です。肉眼で見えない星であれば、少しでも大口径の方が有利です。

上記内容を参考にして頂けたらと思いコメントさせて頂きました。
テスト撮影がうまくいきますように。

返信する
Re:赤道儀の搭載望遠鏡について (KIMUKAZU)
2021-02-02 13:37:24
新星空の友 様

コメント、ありがとうございます。
ご指摘の通り、赤道儀に搭載する望遠鏡は口径の大きい方が有利ですので、今後、試みたいと思います。
現時点では、当方は、赤道儀の極軸合わせや、自動導入に向けたマウントの制御等、不慣れな状態ですので、視野の広い軽い鏡筒で、様々な練習を楽しんでいます。
2月下旬ぐらいまで上記の練習を行い、赤道儀の運用に慣れたら、口径の大きい(重い)鏡筒での撮影を試みたいと思います。
新星空の友 様のご指摘のとおり、3月がシーイングが安定するようですので、その頃までに準備をしていきたいと思います。
引き続き、ご指導よろしくお願いいたします。
返信する
赤道儀の追伸 (starskys2)
2021-02-02 18:12:48
新星空の友です。

追伸します。

一つ実験観察すると良いと思います。

5cmと火星撮影に使用した10cm以上の望遠鏡でリゲル伴星が分離して観察できるかどうかやってみてはどうでしょうか。写真撮影する必要はありません。
私の実験では8cm屈折望遠鏡で分離できました。経緯台でできまます。

よろしくお願いします。
返信する
Re:赤道儀の追伸 (KIMUKAZU)
2021-02-02 19:25:06
新星空の友 様

コメント、ありがとうございます。
ご指摘の5cmと10cm以上の望遠鏡の比較観察、今後の参考にさせていただきます。
節分にはなりましたが、屋外はまだまだ寒いので、体調に留意して星空観察を楽しみたいと思います。
引き続き、ご指導よろしくお願いいたします。
返信する

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