

10月の終わりに、
クロマダラソテツシジミの、
カップルに出逢った。
撮影をしていた時には、
気付かなかったんだけれど、
あとで写真を見て、アレッ?と思った。
見慣れたクロマダラソテツシジミとは、
模様の感じが違う!と・・・
私が言うところの見慣れた・・・は、コレ👇

黒っぽい地に、
白に縁どられてクッキリと浮かぶ斑紋。

そして、鮮やかなオレンジ色。
なのに先日のカップルは・・・

左のクロマダラソテツシジミには、
オレンジ色の部分が薄っすらとあるけれど、
右の子には、ほとんど見当たらない。
そして2頭とも、
斑紋が白っぽく、ぼんやりしている。
調べてみたら、低温期型!
へ~、初めて知った!
クロマダラソテツシジミの写真は、
ここ数年、撮り続けていたけれど、
私が気付かなかっただけで、
低温期型、撮っているのかも?
そう思って、お蔵の中をゴソゴソ・・・
あった、あった!
2018年10月17日撮影 👇

2018年11月5日撮影 👇

まだどちらも、
オレンジ色が残る過渡期(?)か・・・
こうなると、
完璧な低温期型が見たくなるのが、
私の悪い癖 😅
11月になってからはひたすら、
クロマダラソテツシジミの低温期型狙い!
11月4日


クロマダラソテツシジミかな~?

うん、クロマダラソテツシジミだ!

でも、まだ・・・

完璧な低温期型じゃないな~。
11月5日

道路の白線上に止まったクロマダラソテツシジミ。
おっ、かなりの低温期型!
ただ残念な写り・・・😢
11月8日



日差しが強過ぎて、
イマイチな写真になったけれど、
これは、かなり完璧な低温期型なのでは?

白い部分が増え、斑紋が長く伸び、

オレンジ色の部分が、
薄く目立たなくなっている。
は~、
ちゃんと見ること出来て良かった~!
見たからって、
別に何がどうなるもんでもないんだけどね~。
単なる自己満足の世界デス!
・・・と、ここでこの記事は終わるはずだった。
それが昨日、帰宅後、
自宅マンションの外壁に、
へばりつく小さなモンを見つけてしまった。

クロマダラソテツシジミだ~!
それも、完璧な低温期型!

こんな所で出逢うとは・・・
人目も気にせず、パシャパシャ。
もう、薄暗かったのが、ちょっと残念。
初めてクロマダラソテツシジミの低温期型を目にしました。
蝶の季節型ってややこしいばかりで困るわ~~~と想っていたのが、今では興味津々です。
季節によって翅の模様が変わる意味って何でしょうね?
そこのとこ考えるとね、それはもう楽しくて仕方ない。
我が家の周りでは今も開拓の工事が進められており、庭に訪れる蝶・虫は僅かになり・・・淋しい限りです。
寒くて血圧低いから、起きられな~いとかみたいな??
人間は着るもので調整するけど、蝶って、大変なんだなー ( ´-ω-)
ハイ、面白いですね~、そして、不思議!
タテハ蝶の秋型が、より葉っぱみたいになるのは、
越冬中、見つかりにくいように、だと思うのですが、
このクロマダラソテツシジミの場合は、何なのでしょうね?
タテハ蝶なんかでは、夏型、秋型と呼ぶのが普通。
低温期型と言うのは、私も初めてでした。
たぶん、本来暑い所の蝶だからだと思います。
年中暑い所には、低温期型なんて、
そもそも存在しないでしょうから~。