パッと見た時、
ちっちゃな茶色いカエルが、
鎮座しているのか? と、思った。
よく見たら、ゾウムシのカップルだった。
それも、ノミの夫婦だ。
昆虫界では良く目にする光景ではある。
そのお背中の模様から、
ハスジカツオゾウムシと判明。
大きさは11mm前後。
菊の害虫とされている。
別の場所で、
お背中の模様が鮮明な個体を見つけた。
いや・・・ 個体じゃなかった。
脚が多すぎ~!
こう言うことデス。
こっちのカップルは、体格が対等ね。
菊の害虫って言われているけれど、
この里山では、そんなの関係ねぇ~!
産めや、増やせや、ワッショイ!状態。
この里山を訪れるまで、
あまりゾウムシに逢う機会はなかった。
そんなゾウムシの中で、
一度はお目にかかりたいと願っていたのが、
オジロアシナガゾウムシ。
あ、ワタクシ、鳥の糞ですから~、
どうぞ、お気になさらないで・・・
そんな佇まいでじっとしていたけれど・・・
私は君に逢いたかったんだ~!
見逃すはずが、ないっ!
よく、パンダみたいって、
言われているようだけれど、
この格好は、コアラみたい(笑)
何とも言えない、ヒョウキンなお顔立ち。
鼻(?)の辺りなんかは、
鳥さんのクチバシみたいにも見える。
あ、動き出した。
動いている姿は・・・
やっぱり、パンダだった~!
一度は、逢いたいな~。
そう思っていたゾウムシに逢えたのは、
先日、トリアージの末、レスキューした、
あのゾウムシの恩返しだったのかも~。
なんちゃって・・・