春、真っ青な空から、
雲雀のさえずりが降り注いでいた。
当てずっぽうに、
パシャパシャやっていたら・・・
1枚だけ、撮れてた!
そんなに田舎に行かずとも、
雲雀の声は割とどこででも聞こえる。
でも、その姿を目にするのは、
なかなか難しい。
とんでもなく高く舞い上がって、
見えなくなってしまうし、
地上に降りたら、降りたで、
その見事な保護色で見失ってしまう。
そんな雲雀に、先月やっと逢えた。
車中泊明けの早朝。
まだ田起こし前の田んぼで、
何かが動いているのに気付いた。
え、雲雀!
こんなに近くで逢うのは初めて!
う~ん、この羽の模様、色じゃ、
遠目には、田んぼと一体化しちゃうね。
おっきな目だね~。
あ、冠羽が立った!
雲雀は、雌雄同色。
メスにも冠羽はあるけれど、
冠羽を立てることはあまりないそうだ。
と言うことは、この子はオス?
春の風物詩として、
誰もが知っている身近な野鳥、雲雀。
だけど、やはり、
都市部では、その数を減らしているらしい。