おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

生月島で・・・

2021年03月03日 13時23分06秒 | 日記・雑記
長崎県平戸市の生月島。
南北約10km、東西約2kmの島で、
南北に細長い形をしている。




島の最北端、大バエ灯台から見た生月大橋。
この橋は、1991年(平成3年)に開通し、
平戸島と結ばれ、車で行けるようになった。


 

島の東側からは、
佐賀辺りの山々まで見える・・・はず。
だって、この日の朝陽は、
その山から昇って来たもん。



西側は、ひたすら海。
東シナ海を望む西側には断崖絶壁が続く。
この西側を走る道はとても展望がよく、
生月サンセットウェイと呼ばれている。
夕陽を眺めるのに持って来いの場所。

交通量が少ないせいもあって、
車関係のCM撮影などが多い。
もし、ご覧になりたい方は、
以下を検索すれば、動画がいっぱい!
 ★生月サンセットウェイ
 ★日産CM、生月サンセットウェイ
 ★コムテック、ドラレコ、生月島
最近は、ドローンってもんがあるから、
素敵な景色が簡単に撮れるのよね~。






ふたつある駐車場のうち、
下の駐車場から見た大バエ灯台。
断崖絶壁の上に建っている。




今回、灯台登ったのに、
間近で、灯台の写真を撮っていない。
あくまで個人的にだけれど、
ん~、風情がない灯台だな~と思っている。
なんか、でっかいドラム缶みたいで・・・(笑)
見た目より、機能重視なんだろう。




ヤギの鳴き声が聞こえた!



駐車場の下の畑に、ヤギがいた!



繋がれている?


いや、自由気ままに歩き回っていた。


畑には、害獣除けの柵だろうか、
それがグルッと張り巡らされていた。



除草のお仕事中ね。






灯台から、遊歩道が整備されていた。
どこまで続いているのだろう?
行ける所まで行ってみようと思った。






灯台の下に咲いていたトウダイグサ
こっちのトウダイは、皿状の燈台の方。






この菊っぽい花は、
去年から名前が分からず仕舞い。
背の低い直径3cmほどの花。




ミツバツチグリかな?




ここは、スミレがとても多い。




まだ咲いてなかったけれど白っぽいスミレ
スミレは、とても種類が多く判別が難しい。
ハナネコ山さんだったら、
す~ぐ分かっちゃうんだろうな~。



そう言えば・・・
ちょうど1年前もこんな風に、
野の花たちの写真を撮っていた。
地べたに這いつくばるようにして・・・
そして・・・
スマホを落っことしたんだった~!
あの時お世話になった島の駐在さん、
どうしてるかな~?






遊歩道を歩きながら、
鳥さんを探すのだけれど、
一向に見当たらない。
小鳥たちの声は、
そこかしこから聞こえてくるのだけれど・・・



目に付くのは、トビばかり。


かろうじて撮れたのは・・・


ジョウビタキの男の子。


いろんな小鳥たちの声が、
聞こえていたんだけどな~。



小鳥たち、
こんなトンビの巣窟のような所だもん。
隠れ身の術を習得しているに違いない。







どのくらい、歩いただろうか?
初めての案内板があった。
このまんま進むと、
塩俵の断崖へ行けるようだ。
行ってもいいんだけれど、
車は灯台の駐車場にあるわけだし・・・
この辺で切り上げようと思った。
同じ道を折り返すのは好きじゃないので、
民家がある方へ降りて行った。





民家の軒先も、春の花でカラフル。



この紫色の花は初めて見た。


ルリジサ(英名ボリジ)と言う、
地中海沿岸が原産のハーブらしい。



中世のヨーロッパの画家たちは、
この花弁から採れる汁で作った染料を、
マドンナブルーと呼び、
これで、聖母マリアの衣服を塗ったそうだ。



生月島を、私が時々訪れるのは
海に沈む夕陽を見るためだけれど、
もうひとつの理由はこれ・・・



タイワンツバメシジミと言う、
絶滅危惧種のシジミ蝶に逢うため。
残念ながら、
まだ1度も逢っていないのだけれど・・・

橋が出来て陸続きになったばっかりに、
マナー違反の採取者、
いや、蝶泥棒が増えたのだとしたら、
実に皮肉な結果だ。

偏見と言われるかも知れないが、
敢えて言わせてもらいたい。

だいたい、そ~ゆ~ことするのは男!
やたらとコレクションしたがるのは男!
もしそんな現場を見つけたら、
絶対、許さないんだから~!
通報して、写真撮って・・・
動画撮って、テレビ局に送って・・・
絶対、絶対、許さない!