昔、むか~し、
まだ携帯電話のなかった頃のオハナシ。
とある屋台で、一杯やっていた。
季節は、夏か、秋か・・・
冬じゃなかったのは確か。
そこへ、外国人観光客らしき女性が。
そして、片言の日本語でこう言った。
ODENWA ARIMASUKA?
ガイド本か何かを見て、
おでんが食べてみたくなったんだろう。
でも、まだ冬じゃないからな~、
と、思った。
たぶん、私以外のお客も、
そう思ったんじゃないかな。
それに対して、屋台の大将の返事が・・・
ウチには、電話はないよ~。
電話なら、あそこの角曲がった所に、
公衆電話があるよ~。
いや、いや、いや・・・
お電話じゃなくて、
おでんは?でしょ!?
お客は誰一人として、
なぁ~んにも言わなかったけれど、
みんな心の中では・・・
!? のち 爆笑!
だった、と思う。
日本語って、難しいよね~。