うんたま森のキジムナー

毒リンゴ

下地町入り江地区の複数のサトウキビ畑で、野ネズミが
キビを食い荒らす被害が深刻化している。予想収穫量が例年を
下回ることが確実な農家もいて、頭を抱変えているそうだ。

被害が深刻化した理由のひとつとしてあげられているのが
ヘリによる野そ剤の空中散布から、農家で個別に撒く地上散布に
変更されたことが被害を広げたと指摘している。

「散布はキビ畑に限っており、原野には撒かれない。
まったく防除しない農家もおり、畑の一部分だけ撒く農家もいる。」
地上散布だけでは防除に限界があると訴えている。
ヘリによる空中散布は他の生き物も被害にあうことがある。
人間界にたとえるなら無差別テロ攻撃のようなもの。

子供たちはこの野そ剤のことを「毒リンゴ」と呼んでいる。
飼われている犬や猫が空から落ちてきたこの野そ剤を
食べてしまったり、道端で苦しみながらもがいている
野良犬を見ることがある。
そのようなことを防ぐために各農家が個別に野そ剤を自分の畑に
撒くことになったのだが同時に撒くということが難しいようだ。

アパートでゴキブリを退治するのに、バルサンを炊くと両隣の
部屋から苦情が来たという話もある。
駆除剤などなかった頃はどうしいたんだろう?
畑にネズミがいなくなったら、いなくなったで不安になる
だろうし、いたらいたでそれも困る。
生態系のバランスというのは難しいものだ。


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