自分へのクリスマスプレゼントとして購入した三冊を読み終わりました。
……とは言っても、実はクリスマス前に読み終わっていたんですけどね(苦笑)
今回購入したのは、「YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ」「さよなら絶望先生 第6集 (6)」「ALICE IN WONDERLAND Picture Book―不思議の国のアリス」の三冊です。
早速、レビューを書いていきたいと思います。
ネタバレは気にしていません。多分無いと思います。
YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ(Amazon.co.jp)
題名通り、YouTubeについて書かれた本です。著者の神田さんという方、かなり先見の目があるように思えます。これは一読の価値があります。
なるほど、たしかに、日本のテレビ業界は閉鎖的かも知れません。テレビ業界というより、新聞を含めたマスコミ業界ですか。財閥は戦後解体されたのに、マスコミは戦前からずっと同じですからねぇ。
そこへ、インターネットが登場して、2ちゃんねるやYouTubeが台頭してきて、マスコミだけではなく一般市民もニュースなどの情報を発信し始めた。正に、トランプ「大富豪」の“革命”のようです。さて、この“革命”に、日本のマスコミは対応できるのでしょうか。……少なくとも、今のままでは無理でしょうね。
それと、「Web2.0に相応しい著作権意識(著作権2.0)を!」という筆者の主張は同意です。特に、CC(クリエイティブ・コモンズ)の存在は目から鱗でした。たしかに、こういう風に表記すれば、著作物の共有についてちゃんと意思表示できますね。素晴らしい事です。ちゃんと勉強して、私の管理する全てのサイトにも導入したいと思っています。
できれば、「二次創作について、R18以外許可」とか「どのような二次創作・翻訳もOK」とか、そういうのも作ってくれれば便利なんですがねぇ。
参考:
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
クリエイティブ・コモンズ(Wikipedia)
クリエイティブ・コモンズとは(PDF)
「クリエイティブ・コモンズ」について(辺境から戯れ言)
さよなら絶望先生 第6集 (6)(Amazon.co.jp)
絶望先生第六巻です。
毎回恒例のカバー裏、裏表紙があのお方でした。あと、「百万回言われた猫」辺りなど、あのお方が大活躍。ハルナや朝倉(涼子)さんが原作であんな扱いだという事もあり、なんだか嬉しくなってきます。がんばれ、超がんばれ。
加害妄想というのは、日本人によくある事ですよね。私もその気があります。気をつけないと……。
ふくろとじについては、前に小林先生がゴーマニズム宣言で言及していたような気がするのは私だけ?(^^;)
巻末のアレですが、なんでボツったんでしょうね? デザインがもちっと和風だったら買ったのに……。
参考:
さよなら絶望先生 元ネタWiki
ALICE IN WONDERLAND Picture Book―不思議の国のアリス(Amazon.co.jp)
私は別にロリコンとかじゃないんですが、「欧米の童話を日本風にアレンジしたらどんな感じになるんだろ?」と思って買ってしまいました。
ディズニーがアニメ化していましたが、これはディズニー版とは別に、原作を参考に描いたものっぽいです。まがい海亀の話もありますし、公爵夫人も居るし。
ディズニー版のアリスしか知らない方は、一度読まれると良いかも知れません。フルカラーのマンガになっていて読みやすいですし。
う~ん……、挿絵を新しく作って、訳をラノベチックにしたものを単行本にしたら、そこそこ売れるんじゃないかしらん。