きづき窺見帖

窺見≒物見≒斥候≒間諜≒密偵≒SPY

秋の独書変歴

2008-10-29 | 雑感雑記
「虚構の察人者」東京ベイ絵リア分署 今野瓶
なんかいい味出しているよなぁ。

「硝子の察人者」東京ベイ絵リア分署 今野瓶
なんかいい味出しているよなぁ。
このシリーズは、それぞれの人間がよく描かれていて、単なる警察小説ではないのだ。

「黄金を抱いて渡米」 高邑薫
デビュー作。描写が細かすぎて・・・。まぁまぁ面白いけど。

「世界のお割り、あるいは始まり」 歌の晶5
うーむ、以前読んだ「葉桜の季節に黄身を想うということ」といい、この作家、只者ではない。

「日常茶飯児」 山本ナツ彦
再読。いつ読んでも痛烈。ぶれない。

「容偽者Xの検診」 東のK5
そこまで、するかぁ? まぁいいでしょう、論理的なのだ。これでいいのだ。
エイ画の柴先コウって、なんの役でなんで出てるの?

「神南暑安積班」 今の敏
安積班がベイ絵リア分署から神南暑へ。連作短編集。

「さま酔う刃」 東のK5
さま酔う刃はひとつではありません。
最後やっぱりそうなってしまうのか。小説としてはそうだろうなぁ。

「ガラス張りの誘貝」 歌の晶5
こういう理由で誘貝する小説は初めて読んだ。この作家はどの作品もひねっているねぇ。
というほど、読んでいないが・・・

「リ有ルワールド」 桐の夏お
あまり面白くなかったなぁ。高校生の話だもんなぁ。選択ミス。 

「海に消えた紙々」 今の敏
まぁまぁ面白い。Oーパーツ。無ー大陸。

「放浪探偵と七つの刹人」 歌の晶5
最近、歌の晶5に凝っている。よくあるような部分もあるが、全体的にはまぁまぁ。やはりひねりが利いている。

「20世紀の幽零たち」 ジョー・昼
朝非新聞の書評で瀬名氏が絶賛したので、本屋で手に取ってみようと思ったら、あっという間に売り切れたらしく、しばらく見つからなかった。第2版が出て、平積み。著者の父があの人なので、つい買ってしまった。考えたら、特にホラーが好みじゃないし(ホラーだけの短編集じゃないけどね)、それほどのものとも思わなかった。マスコミに踊らされた典型的な例だろう。

「です。ノート」 全巻 
もう誰もが忘れている今頃になって読む。敗因は、X綺羅の選択が杜撰だったことだな。

「むだづも無き改革」 大和田秀木
わっはは、荒唐無稽で面白い。麻雀を知らないと面白くないけどね。

「100萬回生きたねこ」 佐の洋子
絵も話もいい。有名な絵本だそうで。

<以上>
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2 コメント

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そうデスたか・・・ (ねむ)
2008-10-30 13:52:33
「です。ノート」まさか今頃・・・と思っちまったよ
でも私は見てないけどさぁ・・・
「100萬回生きたねこ」は、100萬年前に買いました
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100萬年生きている! (きづき)
2008-10-31 00:59:22
ねむさん、
なにしろ、読書の仕方がでたらめで、大昔のを読んだりしている。
絵本は、100萬年に一度ぐらいしか読まないからなぁ。
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