【Aジェントの憂鬱】 おしいいまいち
<プロローグ>
ついに、コブ付きで仕事をする事になってしまった。
この夏休みに、小学3年生の娘に旅行をねだられ、「ああ」 とか 「うう」 とか、生返事をしていたのが、現実になってしまったのだ。
組織の上司は、隠れ蓑になっていいんじゃない? なんて平然としているし、妻は、やっかい払いができるので、大歓迎。 それにしても仕事だぜ、し・ご・と! 任務だぜ、に・ん・む! ミッション!
もちろん、娘は、なぁーんも考えていないので、大喜び。いいかげんな性格。よく言えば鷹揚な性格。よくないか。
今思い起こせば、娘が生まれたときに、この性格はすでに出来上がっていた。
妻は、妊娠中、気持ち悪いだの、重いだの、暑いだの、もう、出産のときは、気絶してしまうのではないかというほど、喚いていた。ところが、実際は、超安産。まったく問題なく、母子ともども苦しまず、生まれた。
生まれたすぐ後、ベッドの妻と顔を合わせたとき、俺は開口一番、こう言った。
俺 『まさに、案ずるより産むがやすし だったな。 そのまんまじゃん』
妻は一瞬考えた後、こう言った。
妻 『そうだ、そこから名前をもらいましょう』
俺 『えぇ! 「やすし」 かぁ? でも、女の子だぞ』
妻 『なに言ってるのよ、馬鹿ねぇ。 あんず よ、 杏子!』
そして、娘は、漢字一文字の“杏”と命名された。
そして、性格は、“案ずるより産むがやすし” になった。
そして、行動も、“案ずるより産むがやすし” になった。
( 次回に続かない )
というわけで、ちょっと考えた、短編ネタは、ここで、終わりです。コブ付き任務は、御破算になりました^^
<プロローグ>
ついに、コブ付きで仕事をする事になってしまった。
この夏休みに、小学3年生の娘に旅行をねだられ、「ああ」 とか 「うう」 とか、生返事をしていたのが、現実になってしまったのだ。
組織の上司は、隠れ蓑になっていいんじゃない? なんて平然としているし、妻は、やっかい払いができるので、大歓迎。 それにしても仕事だぜ、し・ご・と! 任務だぜ、に・ん・む! ミッション!
もちろん、娘は、なぁーんも考えていないので、大喜び。いいかげんな性格。よく言えば鷹揚な性格。よくないか。
今思い起こせば、娘が生まれたときに、この性格はすでに出来上がっていた。
妻は、妊娠中、気持ち悪いだの、重いだの、暑いだの、もう、出産のときは、気絶してしまうのではないかというほど、喚いていた。ところが、実際は、超安産。まったく問題なく、母子ともども苦しまず、生まれた。
生まれたすぐ後、ベッドの妻と顔を合わせたとき、俺は開口一番、こう言った。
俺 『まさに、案ずるより産むがやすし だったな。 そのまんまじゃん』
妻は一瞬考えた後、こう言った。
妻 『そうだ、そこから名前をもらいましょう』
俺 『えぇ! 「やすし」 かぁ? でも、女の子だぞ』
妻 『なに言ってるのよ、馬鹿ねぇ。 あんず よ、 杏子!』
そして、娘は、漢字一文字の“杏”と命名された。
そして、性格は、“案ずるより産むがやすし” になった。
そして、行動も、“案ずるより産むがやすし” になった。
( 次回に続かない )
というわけで、ちょっと考えた、短編ネタは、ここで、終わりです。コブ付き任務は、御破算になりました^^
jumboさんは実在します。私が証人です。(え?信用できない? わかりますその気持ち)
ええーと、なんだっけ、架空のagentが架空の妖怪であったとしても、なんら矛盾は無いのです。
宇宙人については、また機会を改めて(きっとそんな機会は無いと思いますが^^)
簡単です。それは、ベム ベラ ベロ です。
あ、あれは男の子だったか?
因みに娘は一人で田舎の祖父母の家に行っています。
追記:但し、娘さんがパパ以上の妖怪に育っていた場合は、より態度がでかくなる可能性がありますので注意が必要です。
(たとえば、そこで、娘も人間の仮面をかなぐり捨て、「ほら怖いでしょう」 と言った時、パパが怖がってしまった場合など)
>母親が「パパは本当は恐いのよ」と叱っても、全然平気
母親言ったその時、パパは人間の仮面をかなぐり捨て、本当の妖怪変化の顔を見せなければなりません。
パパ 「ほら、怖いだろう」
これで、態度も小さくなると思います。
新生児室の揺り籠からはみ出しそうでした。
今では身長で母親を追い越し、態度のでかさで父親を凌いでいます。
母親が「パパは本当は恐いのよ」と叱っても、全然平気なのは、育て方を間違えたからかなぁ。