子供の頃から車いじり(分解や整備など)が好きで、長年、車に係わってきたのだが、細かなことは分からないことだらけ!
趣味とは関心のあるもの以外は頭に入らない、入れない、入れる必要がない、ということである。
その事例として最近、”ヒュージブルリンク”というパーツがあることを知った。
旧型ジムニーに変なものが付いていることは分かっていたのだが、ただのコネクタなのかと余り気にもしなかった。
旧型の車の配線には、バッテリーからの引き出し部にヒュージブルリンク(fusible link)というヒューズ線が使われている。
手前の+端子から、太い線はセルモーターへ、細い線(矢印)がヒュウジブルリンク
ヒュージブルリンクのパーツで、赤線が過電流で溶断する。
このパーツ概要
・「fusible link」を直訳すると、「溶けやすい接続品」?ということか。
・ヒューズは定格より過大な電流で溶断するが、その溶断時間が普通のヒューズより、長く切れにくい線状のヒューズ。
・心線は細い銅より線のようであるが、材質は不明。
・使用目的は、
*バッテリーとヒューズボックス間でショートした場合などの配線保護や火災防止
*モーター起動電流や発電機など、過渡的に大電流が流れる機器に、普通のヒューズを付けると大きな過渡電流で溶断してしまい、これを防ぐため電流容量の大きなヒューズをつければ、ヒューズの要を果たさないので、このような機器には瞬間的に溶断しないヒュージブルリンクを使う。
我が愛車JA11のバッテリーからの引き出し線は、上記イラスト図と同じでセルモーター電源線(ヒューズなし)と、ヒュージブルリンク付のメーン電源線(白/黄)のみで、このメーン電源線はその先で以下のように分配されている。
①ヒューズボックスへ
②イグニッションSWを経由してヒューズボックスへ・・・・この間はヒューズなし
③発電機B端子へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズなし
なお、セルモーター起動用回路はイグニッションSWから直接セルメーターへ接続されており、ヒューズは入っていない。
以上のとおり、ヒュージブルリンクは重要な保安パーツなのだぁ!
最近の車はヒュージブルリンクに代わるものとして”スローブローヒューズ(slow-blow fuse)”というものが使われている。
バッテリーの近くにヒューズボックスを配して、そこに収められているが、このパーツの形に数種類あって車両メーカーによって異なり、厄介物である。
スローブローヒューズの例
スローブローヒューズの例
ところで、ヒューズの溶断特性について調べようとしたが、まとまった資料が見つからなかった。
なお、普通のヒューズ(A種)の溶断特性は(周囲温度5~35℃)
定格電流に対しての溶断時間が
・110%では溶断せずに
・135%では1時間以内、
・200%で2分以内
とされているようだが、ヒュージブルリンクやスローブローヒューズの特性との違いがよく解らなかった。
趣味とは関心のあるもの以外は頭に入らない、入れない、入れる必要がない、ということである。
その事例として最近、”ヒュージブルリンク”というパーツがあることを知った。
旧型ジムニーに変なものが付いていることは分かっていたのだが、ただのコネクタなのかと余り気にもしなかった。
旧型の車の配線には、バッテリーからの引き出し部にヒュージブルリンク(fusible link)というヒューズ線が使われている。


このパーツ概要
・「fusible link」を直訳すると、「溶けやすい接続品」?ということか。
・ヒューズは定格より過大な電流で溶断するが、その溶断時間が普通のヒューズより、長く切れにくい線状のヒューズ。
・心線は細い銅より線のようであるが、材質は不明。
・使用目的は、
*バッテリーとヒューズボックス間でショートした場合などの配線保護や火災防止
*モーター起動電流や発電機など、過渡的に大電流が流れる機器に、普通のヒューズを付けると大きな過渡電流で溶断してしまい、これを防ぐため電流容量の大きなヒューズをつければ、ヒューズの要を果たさないので、このような機器には瞬間的に溶断しないヒュージブルリンクを使う。
我が愛車JA11のバッテリーからの引き出し線は、上記イラスト図と同じでセルモーター電源線(ヒューズなし)と、ヒュージブルリンク付のメーン電源線(白/黄)のみで、このメーン電源線はその先で以下のように分配されている。
①ヒューズボックスへ
②イグニッションSWを経由してヒューズボックスへ・・・・この間はヒューズなし
③発電機B端子へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズなし
なお、セルモーター起動用回路はイグニッションSWから直接セルメーターへ接続されており、ヒューズは入っていない。
以上のとおり、ヒュージブルリンクは重要な保安パーツなのだぁ!
最近の車はヒュージブルリンクに代わるものとして”スローブローヒューズ(slow-blow fuse)”というものが使われている。
バッテリーの近くにヒューズボックスを配して、そこに収められているが、このパーツの形に数種類あって車両メーカーによって異なり、厄介物である。


ところで、ヒューズの溶断特性について調べようとしたが、まとまった資料が見つからなかった。
なお、普通のヒューズ(A種)の溶断特性は(周囲温度5~35℃)
定格電流に対しての溶断時間が
・110%では溶断せずに
・135%では1時間以内、
・200%で2分以内
とされているようだが、ヒュージブルリンクやスローブローヒューズの特性との違いがよく解らなかった。
(+л+;)
フューズコレもまた、あついと溶けます
何かと、種類がたくさんあり
いじる方からしますと
各メーカー統一して頂けたら助かるんですけどねぇ~
まぁ、色々あるんでしょうね~
(; ̄ゝ ̄)ノ
この箱形ヒューズは、規格を作んなかったですかね? 滅多に切れないから問題は少ないんだが、国内だけでも統一すべきですよね!