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廃棄物彩生処

主にジムニーの廃品利用による改造、メンテ、及び4×4トライアル競技などを掲載する場として・・・・!

ジムニーウォーターポンプの異常:その1

2008年01月21日 | P車
 久し振りにジムニーP車のエンジンを回したら、冷却水が漏れだした。今年の寒さによる”ウォーターポンプ凍結破損では?”、と・・・! 過去にクーラント不足によるポンプ破損などを2回経験しており、またかぁ~、と。

 このエンジンはF6Aの4型で、自前による720ccボァアップ改造品。何せ素人作業であり、組立不良などの懸念が無くも無し。兎に角、分解・確認することとした。
 なお、このP車は重量バランス目的でラジェターを車体後方へ移動しているため、作業がすこぶるし易くスーツ姿でもできそうな状態だ(^o^)

 分解前の状態

 このエンジン経歴は、平成6年車JA11C搭載で約8万km走行後に、オーバーホールとボァアップ。タイミングベルト交換済み。その後の運転時間は少なく、経年により色あせしているものの機関絶好調である。

 ファンベルト、プーリー取り外し

 プーリーのロックナットを緩めるには、クランクシャフトの回転ロックが必要であるが、簡単な方法として以下で試してみたところ、成功・・・!(余り締め付けていなかった、ということか?)
 ・前輪タイヤ後方に軽石ブロックを噛ませての車軸回転防止
 ・トランスファを高速/4駆に・・・・低速ではブロックを乗り上げるため 
 ・トランスミッションを5速に・・・・  同   上

 タイミングベルトのカバー外し

 この状態でウォーターポンプケースの割れを確認するも異常なし。ガスケットではと、ボルトを締め増ししてみたが水漏れは止まらず・・・!
コンプレッサーによるエアを吹きつけながら、入念に水漏れ箇所を捜した結果、意外な所から滲み出していることが判明した。

 ウォーターポンプ水漏れ箇所

 Φ6mmの横穴から漏れ出しているため、穴内部のボルト緩みでは?、との推測によりドライバーやら、6角レンチなどを差し込んで見たがボルトらしき感触がない。(ここだけの話、手前、穴探りは得意なんだが・・・)

 ウォーターポンプ取り外し状態

 タイミングベルトを外して、ウォーターポンプを取り外す。
外したポンプ横腹に2個の穴があるが、この穴にはパッキンらしきものがない。エアを吹くと2個の穴は導通状態。これは何のための穴なのか?
 兎に角、この穴を液体パッキン+ボルト締上げで塞ぐこととし、穴にタップを切った。
 
 しかし、この穴の目的が不明であり、凹さんへの電話問い合わせやらWeb確認の結果、ポンプ軸シール不良により漏れ出した水や蒸気を外部に放出して、ベアリングやタイミングベルトへの冷却水付着を防ぐ穴であることが解った。
 ということは、このポンプはシール不良品であり、交換せざるを得ないのである。
 随分と無駄な時間と労力を費やしたが、またひとつ知識修得ということか・・。

 ウォーターポンプの内側


 早速、部品を発注した。 Web資料によればウォーターポンプは消耗パーツであり、タイミングベルト交換と同時に交換することが効率的、とのことであった。

キルスイッチのレバー自作

2007年05月01日 | P車
 P車用キルSWのキィ兼レバーが破損したため、自作して活用することとした。 キイ部分は適当なボルトロッドを、旋盤が無いのでボール盤に噛ませてヤスリで研磨・成型し、φ3.2mm針金を埋め込んだ。
 プレート部分は、SJ30用クラッチペダルをディスクグラインダーで整形加工。キイとプレートの接合は、キイ頭部に切り込み溝を切ってプレートをたたき込んだ。ガッチリ噛み込んだので溶接は省略。
 なお、破損したレバーを紛失したため、キイ部の寸法割り出しに悩まされたが、一発で完成できた。
 完成後に赤色スプレー塗装を!

 ところでこのkill switchはイギリス?グレイストン社製で、樹脂の材質がお粗末なため破損したもの。外国製は信頼性が低いとの印象。
 
 【キルスイッチの仕様】 グレイストン製、F.I.Aバッテリーマスタースイッチ、補助端子付き、CGE55、12~24V、500/100A、価格は¥5,000程度
 

P車:ブレーキメンテ

2007年02月10日 | P車
 3年程動かさなかったP車(ジムニーSJ40改造競技車両)を電動パワステ化しようとして動かそうとしたら、ドラムブレーキが前輪、後輪共固着。やむなく分解修理することとした。
 写真は、後輪右側を分解した状態。シリンダーが固着して修復不能なため、新品を購入・交換した。思わぬ出費(汗)