久し振りにジムニーP車のエンジンを回したら、冷却水が漏れだした。今年の寒さによる”ウォーターポンプ凍結破損では?”、と・・・! 過去にクーラント不足によるポンプ破損などを2回経験しており、またかぁ~、と。
このエンジンはF6Aの4型で、自前による720ccボァアップ改造品。何せ素人作業であり、組立不良などの懸念が無くも無し。兎に角、分解・確認することとした。
なお、このP車は重量バランス目的でラジェターを車体後方へ移動しているため、作業がすこぶるし易くスーツ姿でもできそうな状態だ(^o^)
分解前の状態
このエンジン経歴は、平成6年車JA11C搭載で約8万km走行後に、オーバーホールとボァアップ。タイミングベルト交換済み。その後の運転時間は少なく、経年により色あせしているものの機関絶好調である。
ファンベルト、プーリー取り外し
プーリーのロックナットを緩めるには、クランクシャフトの回転ロックが必要であるが、簡単な方法として以下で試してみたところ、成功・・・!(余り締め付けていなかった、ということか?)
・前輪タイヤ後方に軽石ブロックを噛ませての車軸回転防止
・トランスファを高速/4駆に・・・・低速ではブロックを乗り上げるため
・トランスミッションを5速に・・・・ 同 上
タイミングベルトのカバー外し
この状態でウォーターポンプケースの割れを確認するも異常なし。ガスケットではと、ボルトを締め増ししてみたが水漏れは止まらず・・・!
コンプレッサーによるエアを吹きつけながら、入念に水漏れ箇所を捜した結果、意外な所から滲み出していることが判明した。
ウォーターポンプ水漏れ箇所
Φ6mmの横穴から漏れ出しているため、穴内部のボルト緩みでは?、との推測によりドライバーやら、6角レンチなどを差し込んで見たがボルトらしき感触がない。(ここだけの話、手前、穴探りは得意なんだが・・・)
ウォーターポンプ取り外し状態
タイミングベルトを外して、ウォーターポンプを取り外す。
外したポンプ横腹に2個の穴があるが、この穴にはパッキンらしきものがない。エアを吹くと2個の穴は導通状態。これは何のための穴なのか?
兎に角、この穴を液体パッキン+ボルト締上げで塞ぐこととし、穴にタップを切った。
しかし、この穴の目的が不明であり、凹さんへの電話問い合わせやらWeb確認の結果、ポンプ軸シール不良により漏れ出した水や蒸気を外部に放出して、ベアリングやタイミングベルトへの冷却水付着を防ぐ穴であることが解った。
ということは、このポンプはシール不良品であり、交換せざるを得ないのである。
随分と無駄な時間と労力を費やしたが、またひとつ知識修得ということか・・。
ウォーターポンプの内側

早速、部品を発注した。 Web資料によればウォーターポンプは消耗パーツであり、タイミングベルト交換と同時に交換することが効率的、とのことであった。
このエンジンはF6Aの4型で、自前による720ccボァアップ改造品。何せ素人作業であり、組立不良などの懸念が無くも無し。兎に角、分解・確認することとした。
なお、このP車は重量バランス目的でラジェターを車体後方へ移動しているため、作業がすこぶるし易くスーツ姿でもできそうな状態だ(^o^)

このエンジン経歴は、平成6年車JA11C搭載で約8万km走行後に、オーバーホールとボァアップ。タイミングベルト交換済み。その後の運転時間は少なく、経年により色あせしているものの機関絶好調である。

プーリーのロックナットを緩めるには、クランクシャフトの回転ロックが必要であるが、簡単な方法として以下で試してみたところ、成功・・・!(余り締め付けていなかった、ということか?)
・前輪タイヤ後方に軽石ブロックを噛ませての車軸回転防止
・トランスファを高速/4駆に・・・・低速ではブロックを乗り上げるため
・トランスミッションを5速に・・・・ 同 上

この状態でウォーターポンプケースの割れを確認するも異常なし。ガスケットではと、ボルトを締め増ししてみたが水漏れは止まらず・・・!
コンプレッサーによるエアを吹きつけながら、入念に水漏れ箇所を捜した結果、意外な所から滲み出していることが判明した。

Φ6mmの横穴から漏れ出しているため、穴内部のボルト緩みでは?、との推測によりドライバーやら、6角レンチなどを差し込んで見たがボルトらしき感触がない。(ここだけの話、手前、穴探りは得意なんだが・・・)

タイミングベルトを外して、ウォーターポンプを取り外す。
外したポンプ横腹に2個の穴があるが、この穴にはパッキンらしきものがない。エアを吹くと2個の穴は導通状態。これは何のための穴なのか?
兎に角、この穴を液体パッキン+ボルト締上げで塞ぐこととし、穴にタップを切った。
しかし、この穴の目的が不明であり、凹さんへの電話問い合わせやらWeb確認の結果、ポンプ軸シール不良により漏れ出した水や蒸気を外部に放出して、ベアリングやタイミングベルトへの冷却水付着を防ぐ穴であることが解った。
ということは、このポンプはシール不良品であり、交換せざるを得ないのである。
随分と無駄な時間と労力を費やしたが、またひとつ知識修得ということか・・。


早速、部品を発注した。 Web資料によればウォーターポンプは消耗パーツであり、タイミングベルト交換と同時に交換することが効率的、とのことであった。