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旅日記

中国南通滞在時のよもやま話(10)テレビとインターネット動画

1.テレビの話

中国でNHK、やBBCなど外国のテレビ番組を見ているとき、中国の政府等が市民に見せたくないようなニュースになると突如画面が真っ暗になったことがありました。日本にいたときにこういう状態になることは知っていたことですが、実際に経験すると改めて中国らしさを感じました。

画面は暫くすると元通り映る時もありますが、長時間映らないときは別の画面に切り替えるか、テレビの電源を切りました。

ちょっと話がずれますが、中国と日本で電話会議をしていると、時々変な雑音が入るときがあります。中国人はこの雑音は当局が盗聴しているからだと説明してくれたことがありました。

 中国のテレビチャネルはとても多いです。中国のテレビ局は①中央政府、②省政府、③市政府などに分類されるテレビ局があります。

 中央電視台(CCTV)はほぼ中国全土で受信でき、総合、経済、国際、映画、軍事、ドラマ、音楽、英語・・・などの16のチャネルを持っています。テレビをつけると、CCTVの総合チャネルが最初に出てきます。チャネルを順送りにするとCCTVのチャネルが順番に変わって行き、17番目に江蘇省のチャネルに行き着きます。南通市では江蘇省及び南通市のテレビ局のチャネルを視聴できます。

 

日本との戦争ドラマも必ずどこかのチャネルで放送しており、残酷な日本人をやっつけるストーリーとなっています。

しかしこのようなテレビを毎日見ていると反日になるのは必然と思いますね。しかし南通の人はあまり見ていないようで、中国人に意地悪されたことはありませんでした。

また一度公安の人と話した時「困ったらいつでも言ってくれ、力になるから」とも言ってもらったことがあります。

バラエティー番組などは日本とよく似た番組もやっていました。漢字を書くクイズや漢字の意味を当てるクイズなどもありました。やはり中国の漢字は複雑で難しいです。

尋ね人を探す番組、日本の吉本新喜劇のような番組も・・・

歌、スポーツ、社会問題、科学、京劇などの専門チャンネルがあり、どの番組も漢字での字幕付きなので、内容をはっきりとは理解できませんでしたが、それなりに楽しめました。😅😅😅

 

2.インターネット動画の話

テレビとは別にスマホやPCでインターネットの「优酷」や「 爱奇艺」「土豆」などのサイトで日本の放送済みのテレビや映画、動画などを無料で見ることができます。

日本の人気のあるテレビ番組などは放送後3日後には中国で見ることもできました。音声は日本語で、字幕が中国語で流れます。

しかし時々誤訳も見受けられました(人の名前が間違っていることが多かったです)。

日本のテレビ番組の「相棒」はズーット日本で見ていたのですが、これを中国で第1回から再鑑賞しました。大分、昔の番組ですが記憶がよみがえってストーリーを思い出しながら、飽きることなく見てしまいました。

<优酷のメニュー画面の一部>

 

<爱奇艺のメニュー画面の一部>

<土豆のメニュー画面の一部>

<爱奇艺のアニメメニュー画面(一部)>

日本ではアニメは見たことはありませんでしたが、中国ですっかりファンになりました。過去に放送されたものをまとめて見られるので、休日は付きっきりで見たことがあります。「アカギ」「ドラゴンボール」「キングダム」・・・・

  

3.SNSの話

中国ではLine、Twitter、FacebookなどのSNSは使用できません。一度通じたかと思ったのですが、通じなくなってしまいました。これらの代わりにWeChatと言う割と優れたSNSがあり中国人の殆どはこれを使用しています(日本でも使用できる)。

このWeChatを使用して、お金の送金ができるらしく中国人は割と良く使用していました。

中国では偽札があることもあり、こういった電子マネーが流行っているようです。

最近中国でのタクシーの支払いは殆ど電子マネーです。中国のインターネット産業の発展は凄まじく日本より発展していると思います。

 

GPS技術は世界一という記事も見た記憶があります。携帯電話が爆発的に発展したのは中国では固定電話は元々少なく、これを増やすには配線や交換機などのインフラの投資が必要で莫大なお金がかかりますが、携帯電話にはハードのインフラが少なくて済むと言った利点があったではないかと思います。

 

4.携帯費用の話

中国では会社から携帯を支給され、それを使用していました。また日本で購入したスマホを中国に持ってきて私用で使っていました。めったにありませんが日本から電話がかかってくるときがありました。

私は株と競馬をやっており、中国に来てからもインターネットで株の売り買いや、競馬の馬券購入をしていました。

ホテルにいるときはWiFiでできるのですが、ホテルの外では4Gで通信を行うので、この使用料金が大変高くつきました。月の使用料金を5万円請求されたこともありました。

その後気を付けていたのですが、つい短時間ならと思いインターネットを使ってしまうことがあり、3万円、2万円の請求を受けたことがありました。

そこで遅まきながら日本のスマホはWiFi接続時のみデータ通信できるように設定しました。

 

・ちょっと面白い話

<ある日 中国スマホで天気予報を見てビックリしました。下の写真の7/20のデータで最高気温が最低気温より低い表示となっていました🤣🤣🤣>

<ちょっと不思議な営業時間の看板> AM13:00?

<完>

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