オオバン ツル目 クイナ科 Fulica atra
マガモ カモ目 カモ科 Anas platyrhynchos
ヒドリガモ カモ目 カモ科 Anas penelope
春を迎え、北の繁殖地へ帰る前の水鳥たちです。特に植物の大好きな鳥たちです。ヒドリガモやオオバンは、昼間採食するところをよく見ますが、マガモはあまり見ません。
マガモは、昼間休み、夜間田圃などへ出かけ落穂などを食べていると思いますので、このように昼間餌を採っている場面はほとんど見ません。渡りを前にして、渡りに耐えられる身体を作っているのでしょう。渡りだけでなく、北の繁殖地での産卵や子育てへの備えもあると思います。
ヒドリガモとオオバンは、昼間に海、川、池などで盛んに草を食んでいるところを見ます。この2種は、動きも何となくユーモア感があって、見ていた楽しい鳥たちです。ヒドリガモは、私には“ペーローン”と聞こえる独特の鳴き声で、その存在を知らせてくれます。オオバンは、オオハクチョウが食わえているハスの根さえ横取りしようとします。たくましい鳥です。
この3種が陸上に上がり一緒になって、一生懸命草を食んでいました。3種一緒というのは実は見たことがありませんでした。でも考えてみれば、あってもおかしくない光景だと思います。元気に北の地へ帰ってくれと、願わずにはいられません。
(2019.03.10) 2枚
(2019.03.17)
(2019.03.20) 4枚
(2019.03.24) 2枚
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