この春に撮った花の写真をいくつかお伝えします。植物は素人ですので、正式な名前(標準和名)は分かりません。花の雰囲気だけお伝えします。
草本、木本のこだわりもありません。
この春に撮った花の写真をいくつかお伝えします。植物は素人ですので、正式な名前(標準和名)は分かりません。花の雰囲気だけお伝えします。
草本、木本のこだわりもありません。
チドリ目 チドリ科 Vanellus vanellus
チドリの仲間で、大型です。ニャーという鳴き声で、鳴声は目立つのですが、田圃の中に溶け込むと、姿を見つけるのが時に難しいです。
数年前の10月に、数10年振りに柏崎の田圃で見て以来、ほぼ毎年、一冬1回、1~2羽を見ています。
そして、この冬も柏崎の田圃や河川域に来てくれました。しかし、残念なことに、そこに行ったら、必ずタゲリがいるというような場所はありません。多かった降雨や降雪により偶然出来た大きな水たまりのような場所に10羽を超えるタゲリがいたこともあります。冬期の柏崎での定着にはほど遠いというのが現状かと思います。
例年と違うのは、見る回数が多かったです。この冬の全記録を載せます。
(2020ー2021)秋冬のタゲリの全記録です。
〇 2020年
11.01 10(羽)
12.01 3
〇 2021年
01.05 30
01.06 2
01.10 1
01.21 1
01.23 2
01.28 4
02.12 13
写真からは、美しいという印象はないかもしれませんが、それはカメラのスペックというよりは、撮影者のスキルのせいです。大きな冠羽、背や翼の光沢のある緑入りなど、この鳥の美しさは『日本の美しい色の鳥』(上田惠介監 大橋弘一解説 ㈱エクスナレッジ(2016.12.02)) に取り上げられています。このタゲリに限らず、この本も一読の価値があるのではと思っています。
毎冬、南へ北へ河口が振れる鯨波前川河口です。この冬も振れて工事が行われました。その様子をお伝えします。
写真は、総て2021年に撮ったものです。
〇 1月23日 1枚(写真の数です。以下同じ)
この日は振れていませんでした。
〇 2月25日 1枚
北側に振れています。このままでは、夏の海水シーズンを迎えられないと思います。
〇 3月 3日 6枚
工事が行われていました。河口を直線に戻している工事だと思います。
〇 3月29日 4枚
工事したのですが、今度は南側へ振れています。
〇 5月 7日 2枚
この日は、直線に戻っていました。このまま春、夏を迎えられたらと思います。
カモ目 カモ科 Anser caerulescens
柏崎では3回目の記録となります。最初が2017年の2月で、2回目が翌冬で長嶺池に飛来したことが柏崎日報で報道されました。そして、今回です。上越市の朝日池などで記録されていることから、その移動途中に立ち寄っているのかもしれません。
今回は、最初の飛来地とは違う場所です。また、前々回が単独で見られたのに対し、写真のとおり今回はヒシクイの群れの中にいたことなど、いくつか異なった飛来です。1月21日に見ることができたのですが、柏崎では未だ災害救助法の適用された大雪の影響の残るタイミングです。餌が採りにくくなったヒシクイの群れに混じり、北の越冬地から移動していたものと思います。20分くらい見て、その場を離れたのですが、30分後にもう1回来た時はヒシクイの群れごといなくなっていました。近くには、雪の上に長靴の足跡があったことから、誰かが近付いたようです。その後は、見ていません。
最近は、2,000羽くらいが秋田を中心に記録されているようです。一時は激減したのですが、いくつかの国に協力による復活プロジェクトで、ここまで数を回復しました。また、環境省のホームページによりますと、ハクガンは絶滅危惧ⅠA類(CR)(環境省)、絶滅危惧Ⅱ類(新潟県)だそうです。希少鳥類の扱いということでよさそうです。
最初の写真5枚は、今回のハクガンで、後の5枚は前々回のものです。
(2021.01)
前々回(2017年)
日本雁を保護する会(JAWGP)、他などのホームページを参考にさせていただきました。