ちいさなさえずり

柏崎と刈羽の現在の鳥を柏崎の人が柏崎から発信していく。

初夏の柏崎浜(2022)初夏

2022-06-26 05:11:38 | 柏崎景色

 この日(2022.05.25(水)の最高気温は25.3°Cで、日照時間は約14時間、風は北北西からで最大瞬間が5.7m/sでした。25度超でしたので、多少の暑さはありましたが、それを北北西の風が和らげてくれ、気持ちのいい1日だったと思います。(数字は、気象庁のホームページかから拾い出したものです。)

 

 そんな天気でしたので、浜歩きをと思い、みなとまち海浜公園の浜を歩いてみました。キス釣りが始まっていたのか、平日にもかかわらず沢山の釣り人が浜にいました。近付いてお話を聞いたわけでないので、釣果は分かりませんが、1日を過ごすには気持ちのいい日だったでしょう。

 

 また、砂浜には沢山の海浜植物の花が咲いていました。地味な花が多かったのですが、柏崎の浜の花園、宝物と言っていいと思います。

 

  多くの方が汗を流された浜ゴミの回収活動も最近あったようで、きれいな砂浜でした。

 

そんな柏崎の初夏の浜の写真を何枚かお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アカハラとマミチャジナイ(2022)春

2022-06-19 05:00:11 | 鳥多与里

 アカハラ   スズメ目 ヒタキ科 Turdus chrysolaus              

 マミチャジナイ スズメ目 ヒタキ科 Turdus obscurus

 

 いずれも柏崎ではあまり見ない大型のツグミの仲間です。アカハラは夏鳥ですが、柏崎を春通過して行くのみのツグミの仲間です。最近でこそ数年に1回くらい柏崎を通過していくアカハラが春に記録されていますが、かつてはほとんど記録がありませんでした。

 マミチャジナイは冬鳥で、これも柏崎を通過し、より南へ渡って行く秋にたまに記録される程度のツグミの仲間です。

 

 柏崎の鳥仲間の間では、これらの鳥を見たことが盛り上がる話題になるくらいの数少ない鳥たちです。それが、アカハラはこの春何か所かでそれぞれ数羽ずつ目撃されました。数年に1回くらいのかつての記録からみれば多いという感覚です。また、マミチャジナイは秋の記録はあっても春の記録はほとんどない鳥が、春に見られたのです。

 

 よその方からみたら何でもないことでしょうが、柏崎的には新たな知見となります。

 

 実を言いますと、このマミチャジナイは結果的にマミチャジナイと分かった鳥です。写真を撮った本人はアカハラの群れと思っていました。家に帰り、パソコンにダウンロードして、初めておかしいと気が付きました。大きい眉斑と逞しいクチバシ、「待てよ!」です。アカハラの群れの中にマミチャジナイがいるなんて、これっぽちも考えていませんでした。このことを何て言ったらいいのでしょうか。”怪我の功名”でいいのかなあ。よくは分かりませんが、結果よければ、総て良し!でご容赦願います。

 

 記録は、2022年4月18日と21日のものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後が、4月21日のマミチャジナイです。

 

 


柏崎の冬の海(2022.02.18)

2022-06-12 05:15:41 | 柏崎景色

 この日の最大瞬間風速は17.6(m/s)。2月は、20日、21日、27日に、最大瞬間風速が20(m/s)を超えていますが、それらに続く風の強さでした。また、雪も日々30cmくらいずつ積み上がっていたころで、最低気温は氷点下を毎日記録していたころです。3月末の高温でサクラの開花がおかしくなっていた春をとても予測できない毎日でした。(数値は、総て気象庁のホームページから採ったものです。)

 

 冬は冬で、カモメやカモの冬鳥たちが活動しています。その一端でも見たいと思い、少し天候が落ち着いた頃、浜を歩いてみました。写真は、その時のものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 灰色の海ですが、カモメやカモ達は少しでも冬の季節風を避けるべくまとまって行動していました。行動といっても悪天候に耐えるだけだったのかと思います。

 

 春まで生き延びられえず、餓えや天敵などに襲われ、沢山の命が奪われますが、それも自然の中の一つです。その様子を、拙いながらもこれからも少しづつ伝えていきたいとあらためて思いました。


ハクチョウとガンが翔ぶ(2022)冬

2022-06-05 05:12:36 | 鳥多与里

 コハクチョウ カモ目 カモ科 Cygnus columbianus

 ヒシクイ   カモ目 カモ科 Anser fabalis

 

 柏崎刈羽の南北、南側の頸城平野の池々、県北の湖沼群などには冬期多数のハクチョウやガンが訪れます。ハクチョウならコハクチョウ、ガンならヒシクイがそれぞれ多数派でいいと思います。それらに挟まれた柏崎刈羽の刈羽平野は、その両者に比し面積も狭く、また池や湖沼群も小さなものです。そのため、冬期安定的に越冬するハクチョウは少ないし、ガン類は冬を通しての越冬はないものと考えていいと思います。

 

 しかし、南側へ渡っていくハクチョウやガンの群れを秋に見ることが、時々ですができます。また、この日の(1月10日)のように、新潟県の南北に移動するハクチョウやガンを、これもまた時々ですが見ることができます。

 

 多くは田圃の広がる場所が多いですが、市街地の上空を鳴きながら飛んで行く100羽超の群れを見ることがあります。

 

 

 以下に、田圃で撮った写真をお伝えしますが、コハクチョウだけとか、ヒシクイだけという群れよりは、両者の混群を見ることもあります。