えらいまた、おとなな映画を観てしまった。
未熟者のキューピーとしましては、
監督が「正解はこれよ」と言ってくれてる映画のほうが
居心地がよろしいようです。
この映画の場合、わざと事故とも事件ともとれる
作り方をして、それが成功を収めている訳ですが、
一歩間違えば、表現者の優柔不断、責任放棄ってなことに
なりかねない、って大仰でしょうか?
シンプル・イズ・ベストが信条のキューピーが
構成したストーリーは以下の内容。
稔(香川照之)の腕の傷は無視。
智恵子(真木よう子)は逆上した稔が突き落とした。
よって、猛(オダギリ・ジョー)の証言は真実。
昔の8mmを見て猛が号泣するのは、
何故、自分が兄をかばって偽証してやれなかったのかという悔い。
稔がつり橋から落ちそうになった智恵子の腕を掴み、
しかしゆるゆると手と手がほどけていくシーンは、
兄を慕う猛の心の真実。
刑期を終え罪を償った稔と猛はまた仲直り。
っとここまで書いたものの
トーゼン半分も映画を語っていないし、
今沸々と猛=悪魔説が沸き起こってきた。
どうしようかなあ、この疑念。
ええい、忘れてしまえ!
世間に正解というものがあってないのと同じようなもの
であることを考え合わせると、
僕は半分しか生きてないってことなのか?!
未熟者のキューピーとしましては、
監督が「正解はこれよ」と言ってくれてる映画のほうが
居心地がよろしいようです。
この映画の場合、わざと事故とも事件ともとれる
作り方をして、それが成功を収めている訳ですが、
一歩間違えば、表現者の優柔不断、責任放棄ってなことに
なりかねない、って大仰でしょうか?
シンプル・イズ・ベストが信条のキューピーが
構成したストーリーは以下の内容。
稔(香川照之)の腕の傷は無視。
智恵子(真木よう子)は逆上した稔が突き落とした。
よって、猛(オダギリ・ジョー)の証言は真実。
昔の8mmを見て猛が号泣するのは、
何故、自分が兄をかばって偽証してやれなかったのかという悔い。
稔がつり橋から落ちそうになった智恵子の腕を掴み、
しかしゆるゆると手と手がほどけていくシーンは、
兄を慕う猛の心の真実。
刑期を終え罪を償った稔と猛はまた仲直り。
っとここまで書いたものの
トーゼン半分も映画を語っていないし、
今沸々と猛=悪魔説が沸き起こってきた。
どうしようかなあ、この疑念。
ええい、忘れてしまえ!
世間に正解というものがあってないのと同じようなもの
であることを考え合わせると、
僕は半分しか生きてないってことなのか?!
私も未だに「解答」は全然得られない作品です。
いろんな解釈があるのが楽しいし、正解などなさそうですよね。
だからたくさんの人と語りたくなってしまうんです。
稔が最後にふっと微笑んだ後、バスに乗ってしまうのか、それともその場に残るのか、見る度に解釈が違ってしまうんですよね。
希望としてはバスに乗らないで欲しいです。
ってことは、猛を許すってことで、
なぜ、許すかってのは、猛が真実を証言したからで、
真実とは稔が智恵子を突き落としたってこと、、、。
僕の考えはこちらの方に寄っていて、あまりぶれませんが、、、根が単純なもので、議論を蒸し返してすみません。
それにしても、OJ君の男臭さにはまいりました。いっしょにいたら、僕は自分の中の今まで気の付かなかった一面を発見していたかもしれません。
こんな時、女の気持ちが手に取るように分ったりします。(えええ~っ!!!)