映画のヒトコマ

思い出に残る映画のヒトコマ
映画を観た人なら思い出すかも..。

ライオンキング(大阪MBS劇場)

1999-12-31 | 劇団四季
99/5/12

サ-クルオブライフの歌で始まるプロロ-グ。いきなりフィナレ-かと思う華やかさ。
ライオンキングのテ-マである生命のサ-クル、「輪廻転生」。プロロ-グが未来の王シンバの誕生であり、最後は、そのシンバとナラの子供の誕生。そこでも又サ-クルオブライフが歌われる。ラフィキのアカペラの朗々たる歌声とコ-ラス、それがもうアフリカ的。
ラフィキのズ-ル語が心にしみ込む、そして、私のお気に入りのキリン。あの高さ、あのなんとも言えない、優雅な歩き方。5年前に見た、アニメのライオンキングでも、キリンの歩き方にアフリカを感じたが、今回も、それを感じた。
アニメがなんでこんなに舞台で再現できるのかということが不思議でならない。
像の巨大さ、ハイエナのコミカルないやらしさ。もともと好かれない動物の一つである
ハイエナに妙に親近感が湧いてくる。動物達の表現が、一つ一つ丁寧に表されている。
失意のシンバを励ますティモンとブンバの大阪弁、大阪弁て本当にいいなと思う。東京やニュ-ヨ-クでは、どうしたのか?「ハクナ.マタ-タ(気にするな)」このイントネ-ションが素晴らしい。大阪弁では、明るく大きな声で、「ええやんか、ええやんか」と
2回立て続けに言うとこれに近くなる。(本当?)
ラフィキが現世、過去、未来と渡り歩く、フロ-ティング.キャラクタ-と呼ぶらしいがこの舞台の進行役であり、語り部である。
ニュ-ヨ-クでも演じる人以外は、同じという国際性も素晴らしい。
~雲はいつか晴れる、陽は又昇る、陽は又輝く~、あの力強い歌声が、元気付けてくれる。
まさに命の賛歌、最後は、立って拍手をしたくなる、感動の舞台。(kazu)

オリジナルスタッフ
作曲 エルトン.ジョン
作詞 ティム.ライス
日本スタッフ
企画.制作  浅利慶太
舞台監督   村井力
キャスト
ラフィキ   青山弥生 (ヒヒの呪術師)
ムファサ  早川 正 (ライオンの王)
ザズ    広瀬明雄 (ムファサの執事.サイチョウ)
スカ-   野中万寿夫(ムファサの弟)
ヤングシンバ 柳沢康介
ヤングナラ  中村舞夢
シェンジ   豊福美幸 (ハイエナ)
バンザイ   大塚 俊  (ハイエナ)
 エド    長谷川 輝 (ハイエナ)
ティモン   中島 徹 (ミ-アキャット)
ブンバァ   深見正博 (イボイノシシ)
シンバ    坂元健児 (ムファサの息子)
 ナラ     遠藤麻里 (シンバの許嫁)
 サラビ    武 木綿子(王妃)