死人がゼロ

　２泊３日で東北、埼玉、上州を回って帰ってきた。
　流石に東北は雪深い。
　特に、宿泊した福島のホテルをチャック・アウトした時は、まさに吹雪だった。


　
　夜、遅くの新幹線で帰宅し、そのまま予定されているベトナム出張のために膨大な英語の契約書を読み出した。
　結局３時AMに投げ出した。

　さて、久々の休日で、ゆっくり惰眠を貪ろうとしたが、７時AMには起きて、ゴルフ場へいつの間にか車を飛ばしていた。懲りない男だ、僕も。

　いつもどおりチェック・インし、ロッカーへ荷物を入れようとした時、目の前に「４２」という数字が飛び込んできた。

　今日のロッカー＃は420だった。

　迷信、ジンクスの類に殆ど無頓着な僕ではあるが、なぜかこの日は「４２」＝死人という符号がもの凄く気になった。

　お陰で、パットはカップに嫌われるやら、ナイスショットのボールが変なキックをして、おかしな方向に行ってしまうやら何か嫌な感じでハーフを終えた。

　ハーフ後の休憩時間に軽い食事をとりながら、実はロッカー＃が気になっていることを話すと、相方は「４２」ではなくて、「０」が付いている、これは「事故があっても死人がゼロ」で逆に縁起が良いと言った。

　目から鱗！のような感じがした。
　
　そうだ、そのとおりだ。縁起がいいよ。

　気分の良くなった後半は、大変気持ちの良いゴルフを楽しむことが出来た。

　ものごとは一面的に見ると偏った評価しか出来ない。
　別の角度からみると全く別のモノが見えてくる。

　発想も、又、しかり。
　ひとつのがんじがらめになると、本質に辿りつけない。

　ごく些細なことだけど、結構、インパクトのあるロッカー番号事件でした。

＜追伸＞
　数字が気になりだしたのは、「博士の愛した数式」の影響かな？！