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貞子3D(1作目ね)を観たのだよ。

なんか、大層な宣伝をしている「貞子3D2」…。
ああいうの見るたびに、

貞子にいろんなことさせすぎ!!

と思うのですが、まあそれはさておき~の。

DVDのレンタルで前作の「貞子3D」を借りて観てみました。
とりあえず一言で感想を述べるなら!

100円返せっ!!


こ!これはどうしちゃったんだ!!

貞子という貞子みたいな何かが出てくるだけで、古き良き和製ホラーっぽかった「リング」とは全く別物!
むしろ外国のB級映画みたいなノリになっていますぜ!

いいのこれ?_リングに失礼じゃないの?_
鈴木先生!いいんですか、これ!



ざっくりしたあらすじは…

なんか世間から責められた?アーティストっぽい(私相当適当に観ているみたいだ)人が(これが山本裕典くんなんだよね)貞子を復活させて自殺する映像を動画サイトで流して、それを見た人が謎の死をとげるという。

で、主人公の石原さとみさん演じるあかねさんは学校の先生で、生徒の死からそれに絡んでいくんですわー。

あかねはなぜか大声で叫ぶと謎の波動みたいなもんで周囲を破壊するみたいな(また曖昧(笑))能力を持っていて、唯一それを理解してくれる彼氏(瀬戸康史くん)と謎解きに乗り出すんだけど、その最中で町の中のモニターから出てきた貞子に彼氏がさらわれるんですね(笑)←ここ笑うところ

彼を助けようと現職の刑事さんまで巻き込むあかね。貞子の事を突き止めた二人は貞子が殺された井戸に行くんですね。

そこからがもう大変。

B級パニック映画ばりの貞子がっ(笑)!!

もはや元祖貞子との共通点は長い髪くらいなもんで(笑)。
人間の姿すらしていないのよ。

あれ見て一番に思い出したのが「漂流教室」に出てきた新しい人類みたいな生き物??
もしくは最近よくネットで見る「ホモォ~~」みたいなあれ(笑)。

どちらにしても

なぜこうなった!!

と突っ込まずにはいられない造形(笑)。

そして、井戸からそれが出てきた瞬間そっこーで殺される刑事さん!←役に立たないけれど、あかねを逃がす

逃げるあかねとそれを追うたくさんの貞子みたいなあれ。
泣きながら追われるうちに、

何かのスイッチが入ったように

急に強くなり、貞子を倒しまくるあかね(笑)。


侍かっ!!
もはや敵を見ずに気配で振り向きざまに鉄パイプで倒すとかすごすぎるだろ、あなた。

が、最後にはうようよと湧いてきた貞子みたいなあれに囲まれるあかね。
そこで、例の「きゃーーーー!」で一網打尽(笑)。

観ている全員が「最初から使えば」

と思った瞬間でした。


その後はよくわかりません~。
彼氏を見つけたと思ったらさ、リアル貞子が出てきてさ。

あ、その貞子がね、可愛いんだわ。

かわいすぎるでしょ。怖くないよ!
で、その貞子に取りつかれたのかよくわからないけれど、恐ろしいほどに増えた髪の毛にぐるぐるにまかれたあかねの悲鳴を聞いた彼氏が、そこにあった(彼氏の居場所も示唆していたスマホ…結局なんだったの)スマホを破壊したら貞子の気配が消えましたとさ…というラストでした。


ああ、疲れた(笑)。

とりあえずはさ…刑事さん!刑事さんのために救急車を呼んでみませんか。
井戸の前でどうなっているんだろう…瞬殺すぎて泣けてきたよ…。

なんだかね、文字で見ると笑えちゃうでしょ?
違うの。

映像で観ても笑えるの。

ホラーっていうか、ホラーじゃないよね。パロディ?笑わすのが目的なのかなあ…。

ここからは個人的感想ですが(いや、いままでも感想もらしているけれどね)。

いやー…これはひどいね、本当。
まず、ひとりよがりすぎませんか。

リングは謎をひっぱりながらも、話に筋が通っていました。
今回のこれは、もう話がよくわかんないよ(笑)。

途中よくわからないシーンとかあったし。
いや、ありすぎて書ききれないくらい。

刑事さんの部下?の人はなんで髪の毛ついていたの?
最初出てきた時冗談でやっているのかと思った(笑)。怖くなかったわ~。
自殺して、やっと「あれ?本物の貞子のせい?」と思ったくらいで。

他の人はあんな髪の毛ついていなかったよね…意味わからない~~。

この断片的に意味わからないのと、設定自体よくわからないんだけど、とりあえず
きゃあきゃあ言って怖い感じにしとけ!
主人公の能力の説明?そんなのいらないでしょ!

という感じが、B級ホラーっぽい…(笑)。

もうね、貞子があんな形になって、あんなスピードで追ってきて、もはや人間の原型すら
ないような顔で「しゃーーーーー!」って襲ってきている段階で、何がしたかったんだ、という?マークだらけでしたよ、頭の中(笑)。

しかもあまり怖くない…。
あれならアメリカあたりのどうでもいいゾンビ映画の方が怖いです!

もう笑うべき個所を書きだしたいくらいです、本当は。

最大の爆笑ポイントは、トラックの大型モニタから出てくる大型貞子(笑)。

ああ、家の中の小さなブラウン管テレビからずるずる出てくる貞子の恐怖が懐かしい!
あんなでっかいところや、町のいたるところのモニタから出てくる貞子とか、もうありがたみがありません!

リングもね、じわじわ怖がらせておいてラストにやっと姿を現すのが奥ゆかしくてよかったよ。
あ、ちなみに私、リングは映画版よりその前にテレビでやっていたドラマ版が一番怖くて好きでした。



なんだか長くなりました。

いや、これよく2とか作る気になったね!
いやいや、作るなよ(笑)!!

これ以上貞子の安売りはどうですかね~~~。
こんなん作るんだったら、最初から貞子じゃなくて違うモンスター作ればいいのに…。


というわけで、レンタル代100円はともかく、観た時間を返せ!と言わせていただきたいと思いました…。

愚痴の割に気合入っているし、長いですね(笑)。失礼しました。
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