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春のドラマ感想その2 「BORDER」

いやー、これは衝撃的でした…。

なーんにも考えずに観ていたので。
まさかこんな結末になろうとは。


まず、そもそも設定がすごかったよね(笑)。
OPで石川の頭の弾丸の説明が淡々とされるんだけどね!

「ぼくはしばらくこの弾丸とともに生きていくことになった。その結果ぼくは」



「死者と話せるようになった」



…。


な ん で や ね ん!!


関西人ではありませんが、こんな突っ込みを思わず入れたくなるこのOP(笑)。

もうB級ゾンビ映画も真っ青な「超常現象の無理無理な理由づけ」ですよ!!
ホント、毎回これを聞くだけでつい吹いてしまいます。


最初は、普通に「最初から犯人がわかっている刑事ドラマ」だと思っていたのですが…。

段々主人公、石川が変化していくのがわかるのですよね。



そして最終回、サブタイトルが「越境」。

何を越えるのか…わからなかったのですが、越えちゃいましたねえ…。
人として、越えちゃいけない一線だったんだあ…。


「BORDER」の意味がやっとわかったというか。

犯人を憎むあまり、「そこまでやる?」となっていく石川がすごく共感できちゃったんだけど…みんなそうだよね?


私なんか、あの屋上のシーン「落としちゃえよ!」と思いましたよ、ええ。
ていうか、

本当に落とすとは思ってなかったけど。

自分があの場面だったら落とすか…いやー、思っても落とせないかもね。
殺されたのが自分の身内だったらまたわからないけれど。


それでもあれだけ共感できたのは、やっぱり小栗さんの演技のせいなのかなあ。
視聴者である自分もちょっとおかしくなっていたのかも。

ホント、凶気って感じで、今思い出してもぞわぞわします。



これ、続編作ると思っていたんだけど…ないか(笑)。
石川はどうなるんだろう、とか気になるけれど、まあないよね。

キャラ的にもいい人いっぱいいたんだけどなあ。

サイモンとガーファンクルは、毎回目が釘付けでした(笑)。


ドラマとしては潔いラストだったのだろうけれど、やっぱり残念…。




しかし…あの犯人の遺体が映し出された時に、いかにも「はーい、このドラマ終わりですよ~」と言わんばかりのクレジットがかぶるあのタイミング(笑)。
なんかすごい絶望感に拍車をかけた感じがすっごいグッジョブだったよ(笑)。
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