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ドラマ「デスノート」感想みたいなもの

いやー、にぎやかだったな。ツイッターのTLが。
トレンドのワードが全部デスノート関連だったような1時間でした。

始まった当初はおそらく窪田くんが良い演技をしちゃうんだろうなあ、とは思いつつも、よく理由がわからないキャラ設定の変更などが残念で…。
中途半端に変えるなよと、全く期待しないで観はじめたんだけど…

結構面白かった!!!!

というか、思い返せばかなり楽しんだ!!
こういう視聴者多いんじゃないかな~…まさに制作サイドの計画通り!!


原作も映画も大好きな作品なだけに、ちょい変えの設定が本当に嫌でしたねえ…。
Lがただの変人ナルシストみたいになっていたのと、月の天才設定をなくしたこと…これ天才同士の緊迫したやりとりがなくなるの?それって致命的じゃ…と思ったんだけど、最初のいい人っぽい凡人さを強調してくれたおかげで月がデスノートを手にしてノートに名前を書くたびに変貌していく様がすごくわかりやすくて、たった11話で完全にあっちの世界に行ってしまった月が上手に表現できていたのかな、と。

これもまあ、窪田くんの演技力のおかげともいえるので、他の俳優さんがやって成功したかは分からないけれどね。


うまくまとまりそうにないので、あとは思った事をつらつらと。


★月の凡人設定。上記のようにそれはそれで成功だったのかと思うんだけど、天才設定の原作の月だとピンチに陥っても「きっと何か策があるんだ、むしろこれを利用して優位に立つんじゃないか?」くらいに思ってわくわくできたのに対し、この凡人の月くん。

終始ハラハラ(笑)。

「計画通り!」なんてドヤ顔していたけれど、あんたそれただのラッキーだから!!!と突っ込まずにはいられない危なっかしい感じがなんとも言えない新鮮さ(笑)。
やっていることは原作とそんなに変わらないところも多いのに何であんなにスリルにあふれちゃったんでしょうね!

時々「アタマ悪いの?」と言いたくなる場面さえちらほら。

★リューク、うざっ!!!!!!!!

基本的にリュークは大好きなんだけど、これ原作や映画の3倍くらいうざかったよね!?踊るな!!いちいち踊るな!!!!!

★L、脱ぎすぎ!!!

視聴率が心配だったの?テコ入れ?テコ入れだったの!?

★ミサミサはネットでブサブサとか言われていたけれど、個人的には私は佐野ひなこちゃんでそんなに違和感なかったよ。
確かにイメージはもっとちっちゃくて華奢な感じかもなあ、とは思うんだけど、こういうアタマ悪そうな感じは(ひなこちゃんがではないよ)戸田ミサミサにはなかったと思うの。

★私の中で一番再現率が高かったのは松田!!
あの空気読めない感じ、すごい似てる(笑)。

★逆にそれはどうなの、というのはニア&メロ(笑)。いやいや、もう役者さんがどうってんじゃないよ!!!

人形抱えて公園で一人でぼそぼそする姿は普通にホラー!

手に持っているのがチャッキーじゃないのが不思議なくらいでしたよ。近所で噂になりそうだよね??あんな人いたら。子供に「見ちゃだめよ!」とか言いながら逃げるレベルですよ。
ってか、メロ人殺していませんでした??メロの残虐性を出そうとしたのかもしれないけれど、あれスルーってどうなんでしょうか(笑)。

★月はなぜかお母さんがいない設定。そして妹の粧裕ちゃんが兄をこきつかう鬼妹って(笑)。
でも、原作だとお母さんと二人残されるからまだ救いがあったものの、ドラマでは結局ひとり残るんだよね…かわいそうです。

★夜神パパ!!!!!

あなたはなぜ死んだのでしょうか…。

月がキラだったら、月を殺して自分も死ぬ…というのなら理解できる。
名前を書こうとしたのが、月に人の命というものの重さを今一度考えてほしかったから…というのならそれも理解できる。

でも、実際はそのまま死んじゃったよね!?何がしたかったの!?
自分の名前を書いて、40秒以内にノートを燃やしそうと思ったのかな?いやいや40秒じゃ無理だっての。
大体、息子が大それた犯罪を犯して自分はさっさとノートでさよなら、ってなんだか無責任じゃないですか…。妹もいるのにさ。あのパパの性格からちょっと意味不明な行動だったと思うんだけど。

★そうそう、魅上もなかなかはまっていた!!魅上を実写化したらまさにあんな感じだよね~と。
「削除、削除、削除~~~~~!」がもう(笑)。

で、魅上で笑ったのが最終回。

月に向って「神…」と言ったか言わないかのタイミングでニアに

「神じゃない!!!!!」と瞬殺(笑)!!!!!

ああ…実写魅上の「あんたなんか神じゃない!」も見たかったなあ…。
そういえば、ツイッターで誰かが言っていたけれど、私も魅上のLINEやスマホのアドレス帳の月の名前は「神」だと思う!

★上でうざい、うざい、と書いたリュークですが。
結局原作とは違い、最後に月の名前を書くことなく終わりましたね。原作だと数年も一緒に色々やってきて、それなりに仲良く?なっていたにも関わらず、面白くなくなった途端あっさりと冷たく月を切り捨てノートに名前を書いたリューク…ああ、死神なんだなあ、と思ったものです。
そういういざとなると死神の顔を見せるリュークを期待していたので名前を書かずに月が亡くなるのは残念…と思っていたけれど、ラストに最後のあがきを見せた月を「もうおせーよ」とざっくりと捨てたシーンはとりあえず納得かな。
ぎりぎりだけど。

★Lはネット上ではあまり評判がよくなかったようだけれど、見慣れるとあれはあれでありな気がしてきた。イケメンだし。←Lにそのへん求めていないんだけど。
というか、ドラマのLは迂闊だよね…。原作では死神を利用するというある意味「反則技」で月が勝ったのでLがやられたのも納得だったけれど、ドラマだと普通に凡人くんに負けたわけでしょ…。
まあでも、結局は残したビデオが月を追い詰めたんだから一応Lの勝ちってことになるのかなあ。

★それにしても、やはり感動したのは月の再現度の高さ!!

映画ではみられなかった(アニメでもあの撃たれてからのたうちまわるシーンはなかったような)原作の最後の月のあがきを、見事再現してくれたなあ、と感激!
マンガからそのまま出てきたみたいだったわ~~。

窪田くんの顔芸とまで言われてきた表情のすごさだけれど、原作の月も話が進むにしたがって顔がどんどん悪人顔になっていっていたよね!?まさにあのまんまやってくれたよね!
「誰を撃ってる、松田あああ!!」(だっけ?)はもう100%同じだったわ~。

そういえば、髪型もどんぴしゃ同じだったよね(笑)。もともとビジュアル的にはかなり近いと思ってはいたので、感激したほどでした。

★そうそう、ラスト…デスノートが燃えると同時に、デスノートを使った人の記憶がなくなっていくシーンだけど。
ミサミサはまさかあれで終わり!?と驚いたけれど、原作もいつのまにかフェードアウトしていたような気が(笑)。

そして、月だけど、ラストデスノートとともに燃えてしまったわけで…あれだけど!
例えばノートが先に燃えてしまったら(そういうタイミングだったよね?)、自分が燃えている最中に記憶がなくなるんだろうか…。

つまり、「は!!!俺なんで燃えてんの!?」

となるのでしょうか…。いやだなそれ。いやだな。先に月くんが燃え尽きてしまったことを信じたいものです。

★原作でも思ったんだけど~。

月もっと我慢して!!!

確か原作でも、ラストにニアの名前を魅上が書いた後、40秒が待ちきれなくて35秒で勝利宣言をしようとかなんとかちまちま考えていたんだよね(笑)!!!!
心臓発作と言っても一瞬で死ぬわけじゃないんだから、一応苦しみだすまで待ってはいかがかと思うのですがね…。

自分のニアの裏をかいた作戦に余程自信があったのか…

いや!でもさ!あれずさんすぎだよね!っていうか、魅上のノートの管理がずさんすぎ(笑)!!!!!盗ませようとしていたのかもしれないけれど、あれ絶対普段からあそこに置いていたに違いないから。
それから細かいけれど、魅上はもっと病的に几帳面な字で削除してほしかったなあ。結構普通…いや、削除と叫ぶのに忙しすぎて、字も暴れていたよ。

ちなみにその魅上ですが、原作だとあっさり自分を切り捨てた月を「神じゃない!」と否定。アニメは自殺していたよね。
ドラマの魅上は最後まで神に献身的だったとツイッターでも評判でした(笑)。


なんか、細かい事を書き出したらいくらでもできそうな気がするので、もう眠いからやめよう。

とりあえずとにかく 窪田くんの迫真の演技のおかげでかなり楽しめました!

で、なに?映画?細かい情報は追っていないのだけれど、キャストも内容も一新かな~。
まあ、もうやりつくした感があるだろうから、新たに月&Lの「デスノート」はないよね。

全く新しいデスノート…それはそれで面白そうなので、観たいなあと思ってしまいました。

でも、それよりも原作にびっちびちに沿った超リアル夜神月を窪田くんが演じているところが見たかったな~。

というわけで、長々とすみませんでした。
おやすみなさーい。
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