さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴15年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

3年ぶりの社会保険(闘病中の現役世代の方必見です!)

2016年10月20日 11時36分02秒 | MM闘病記

41歳アラフォー独身女子のさゆり。

2013年にブラック企業から脱出し定職に就くのが怖くなり、ニート生活を続けること3年。
このように書くと、どんだけ自堕落な生活を送ってきているのか、と自分に失望しますが・・・
それなりに仕事もし、住宅ローンも滞りなく返済し、完済できる状態にまではなっています。
と、思わず言い訳をしたくなりましたが、そうではなくて。

このたび、10月からの厚生労働省による厚生年金保険・健康保険の適応拡大により、勤務条件は変わっていなくても会社の社会保険に加入する事が出来ました!
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/2810tekiyoukakudai/

■ 何が変わるのですか?
現在は、一般的に週30時間以上働く方が厚生年金保険・健康保険(社会保険)の加入の対象です。それが、平成28年10月からは従業員501人以上の企業で、週20時間以上働く方などにも対象が広がり、より多くの方が、これまでより厚い保障を受けることができます。

■ 加入する(適用になる)メリットは?
(1) 将来もらえる年金が増えます

(2) 障害がある状態になり、日常生活を送ることが困難になった場合なども、より多くの年金がもらえます
(3) 医療保険(健康保険)の給付も充実します
(4) 会社もあなたのために保険料を支払います。また、現在ご自身で国民年金保険料・国民健康保険料を支払っている方は、今より保険料が安くなることがあります

本当にありがたい話です。
今回加入したのは、ホテルのバイトのほうです。
自宅から徒歩圏内で、仕事も体に負担がないので働きやすいのですが、看護師の時給としては・・・
それだけでは、生活は厳しくて、補う形で現在はクリニックのお仕事もさせていただいています。
しかし、クリニックで常勤になるか・・・?というと、体力的にも自信はなく、結果ダラダラとWワークを続けています。
とは言え、所詮非常勤なので常勤に比べると結果的に休みは少なく、どうしたもんかと思っていたところでした。

今月から早速、新しい保険証で歯科や血液内科を受診しました。
毎月の保険料や厚生年金額がいくらになるかは分かりませんが、
高額医療は自己負担額が月2万円以上になると超えた分は負担してくれます。
それだけでも、精神的にとても安心感があります。
ちなみに、毎回の血液内科の受診の際の自己負担額は1万6千円くらい(笑)

しかし、まずは何年も受けていなかった健康診断を受けたいと、初めて人間ドックを受ける事にしました!
検査項目は基本的なものに限られますが、1泊2日の贅沢コースです。
なぜならば、日帰りだと自己負担5,000円なのですが、1泊2日だと10,000円で宿泊及び食事もついて検査項目も増えるからです。
私としては、心臓・循環器系に不安があるので、負荷心電図をとりたくて、それには1泊2日コースにしかない、というのも理由の一つです。

幸い、年内の予約が取れたので、12月に受診してきます。

闘病中で、仕事はしたい・しなければならない、でも身体の負担を減らしたい、という方にとっては優しい制度ですね。
感謝したいと思います。

でもね、思い起こせば、私のライフプランとしては・・・
自分で生活出来てしまうから、結婚につながらない→不安定な状況で自分を追い込む→誰かを頼らざるを得なくなる→いろんな面で妥協できるようになる→人生のパートナーを得る♪
だったのですが(笑)
結果的には、不安定な状況で追い込まれる→そんな中でもたくましく生きるすべを見出す→異性を意識しない時のほうがチャンスがあると信じる・異性を探す暇もない→異性に興味すら持たない(苦笑)

人生分からないものです。

昔から、手相にしても占いにしても、「大器晩成型」と言われていたのですが、
一体いつまで待てばよいのやら。
いや、待っていれば成功するわけでもないわけで・・・
結婚が遅いという意味でもないわけで(笑)

とにかく今日のお題は、社会保険の適応拡大のお話しでした。


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2 コメント

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Unknown (セブンシスターズ)
2016-10-21 09:57:18
勤め先が、対象規模の企業でラッキーでしたね。

現役時代のこと、従業員規模500人以上の企業で働く人は、全労働者の一部でしか過ぎないのに、諸政策が小企業に薄くされている点に疑問がありました。
産業医にしても、事業所単位での50人以上が要設置です。巨大企業でも多くの50人以下の事業所を擁しているところがあります。このような点も労働者の健康管理が行き届かない所以でしょう。
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Unknown (ホタル)
2016-10-21 05:57:15
おはよーさゆりさん!
何時も、理路整然とした文章には感心させられます、やはり頭脳明晰な方なんですねぇ..... 結婚に関しては余り焦らず(焦ってる様子も無いですけど 笑)じっくり構えましょう。何歳になってもステキな伴侶は見つかるものですよ、諦めずにネ。  社会保障の充実は全国民、特に弱者にとっては嬉しいことですね、まぁ日本国が破綻しないことが絶対条件として必要ではありますが..... あと、人間ドック楽しんできて下さいね。 そして血液内科受診の負担額の高さは驚きです!!!
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