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17頭のラクダと羊の話

2014年01月21日 | 鈴木

家に帰ると子どもに、

「あっヘイデイの人だ!」と言われる鈴木です。

私が持つ携帯電話で今ハマっているゲームが出来るので冗談で言われます。

ヘイディは子どもも楽しめる農場経営ゲームです。

私はゲームをやらないので楽しさが分かりませんが・・・とても面白いそうです。

 

最近、一週間経過するのが早く感じます。

もうブログ当番日です。

さてさて・・・

不動産会社のホームページにも新規事業として相続支援のお知らせが増えてきました。

そんな事で・・・こんな問題はご存知ですか?

アラブの遺言

昔、アラブの商人が亡くなり、財産である17頭のラクダの相続について、3人の息子に遺言が残されました。

「私が残したラクダは、

長男・・・2分の1

次男・・・3分の1

三男・・・9分の1

この割合で相続しなさい。だだし、ラクダは砂漠では命の次に大切なものだから、決して殺してはならない。」

さて、どのように分ければよいのでしょか?

この話は「アラブの遺言」として昔から多くの数学の書物に掲載された難問です。

 

ちょっと計算してみましょう・・・。

17頭の2分の1は・・・8.5頭・・・

ラクダを殺して、皮や肉を分けることになります。

生きて分けれません。

 

3人の兄弟は困り果ててしまい、村の長老に相談に行きました。

相談を受けた長老はしばらく考え込んだ後、こう言いました。

「隣からラクダを1頭借りてきなさい。」

長老は借りてきたラクダを亡くなった商人の残したラクダと一緒にしてみました。

するとどうでしょう。これまで生きて分ける事のできなかったラクダは遺言通り分けることができたのです。

借りてきたラクダ1頭を合わせ全部で18頭のラクダをまず2等分し、9頭長男が受け取ります。

次に18頭の3分の1である6頭次男が受け取ります。

最後に9分の1である2頭三男が受け取ります。

これで父の遺産である17頭のラクダがすべて3人の兄弟に分配されました。

しかも借りてきた1頭が残っているため、これを隣に返すことで解決できたのです。

長老すごっ!

 

ちょっと視点を変えよという示唆と、実際の相続の場合には準備が必要だという例え話でもあります。

つまり場合によっては借りてくる(借金)も悪くないって事ですね。

 

相続する方は、亡くなった方の通帳や権利書などがあれば、どの位のプラスの財産・マイナスの財産があるか分かります。

が、なかなか分からないもの・・・

それは亡くなった方が誰かの保証人になっている事。

保証人の保証債務は相続しなければなりません。

※「身元保証」など一部例外もあります。

ある方のデータによると保証人になっていることを家族に言わない人が多いそうです。

ちゃんと家族に話すことが大事ですね。

 

アラブの商人の息子たちは長老に相談し、長老は的確なアドバイスをしました。

では皆さんは相続において的確なアドバイスを誰にしてもらうのでしょうか?

鈴木も的確なアドバイスができるように勉強していきます!

 

その前に、遺言しておこう。

「私が残したヘイディ農場を、

長男・・・2分の1

次男・・・3分の1

三男・・・9分の1

この割合で相続しなさい。だだし、羊は命の次に大切なものだから、決して殺してはならない。」ナハ

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