イチロー放出危機…ヤ軍、トレード目的としたウエーバー手続き

イチロー放出危機…ヤ軍、トレード目的としたウエーバー手続き
サンケイスポーツ 8月10日(日)7時0分配信
【ニューヨーク８日（日本時間９日）】米大リーグ、ヤンキースのイチロー外野手（４０）がトレード候補に挙げられていると、ニューヨーク・ポスト紙が伝えた。
トレードを目的としたウエーバーの手続きを取ったと報じている。
イチローはこの日、インディアンス戦に「９番・右翼」で出場し、３打数１安打。通算安打を２８１０安打とし、ジョージ・シスラーに並ぶメジャー歴代４８位に浮上した。
輝かしい実績を誇る男だけに、他球団は興味を示しそうだ。

一、二塁間を鮮やかにやぶると、悠然と一塁ベースに到達した。
これまでメジャーで何度も受けてきた拍手を全身に浴びる。
イチローが七回、ジョシュ・トムリン投手（２９）の７７マイル（約１２４キロ）、低めのカーブをとらえて右前打。通算２８１０安打（日米通算４０８８安打）とし、通算安打数でジョージ・シスラーの４８位に並んだ。

シスラーといえば、１９２０年に作ったシーズン最多安打記録の２５７安打を、長い間保持してきた選手。
これを８４年ぶりに更新したのが２００４年に２６２安打を放ったイチローだった。
偉大な選手の数字に、また肩を並べた。

守備では六回二死一、二塁で好捕を見せた。
頭上を越えようかというライナーを背走しながらキャッチした。