高円宮典子さまと千家国麿さん、婚約内定会見に臨まれる
(フジテレビ系(FNN) 5月27日(火)18時41分配信)
宮内庁は27日、高円宮典子さま(25)のご婚約内定を発表した。
そして午後3時ごろ、典子さまは、お相手の千家国麿さん(40)とともに、婚約内定の会見に臨まれた。
典子さまは、1988年7月22日、高円宮憲仁さまと久子さまの次女としてお生まれになった。
家族の愛情をたっぷりと受け、音楽や演劇・バレエなど、さまざまなことに挑戦し、伸び伸びと育った典子さまは、7年前、出雲大社を参拝した際に、運命の人・千家国麿さんと出会い、交際を深めてきた。
そして、午後3時ごろに開かれた婚約内定の会見では、笑顔で、元気で明るく楽しい家庭を築きたいと語った。
典子さまは「陛下よりお許しをいただきまして、このように、婚約内定の発表をさせていただけることを、とてもうれしく思っております」と述べられた。
高円宮家の次女・典子さまが、午後3時ごろ、お相手の千家国麿さんとともに、婚約内定の会見に臨まれた。
千家国麿さんは「大変畏れ多く、光栄に思っております。笑顔の絶えない、そういうような家庭ができたらいいと考えております」と述べた。
典子さまは「最初にお会いした時も、今もですけれども、おおらかで、大変誠実な方であるという印象でございます。
とても自然な流れで出てきたお話ですので、いつごろから意識したということも、特にございません。あと、プロポーズの言葉は、ございませんでした」と述べられた。
千家国麿さんは「今、おっしゃった通りですけれども、はっきり、プロポーズという形では、お話を、実はしておりませんでしたけれども」と述べた。
大正天皇のひ孫である典子さまは、天皇から3親等以上離れた「女王」にあたる。
戦後、女王のご結婚は、初めてとなる。
菅官房長官は午後、「大変におめでたいことであり、心からお喜びを申し上げたいと思います」と述べた
現在、25歳の典子さまは、1988年、天皇陛下のいとこにあたる高円宮憲仁さまと久子さまの次女として、誕生された。
2002年に、父・憲仁さまが、47歳の若さで亡くなられ、典子さまは、母・久子さまとご一緒しながら、学習院大学在学中から、さまざまな公的活動を続けてこられた。
一方、お相手の千家国麿さんは、典子さまより、15歳年上の40歳。
そのルーツは、日本を代表する神社で、「縁結びの神様」として知られる出雲大社にある。
千家家は、代々、出雲大社の祭主を務めており、現在は、千家さんの父・尊祐さんが84代目の宮司。
そして、その長男である千家さんは、現在、宮司を補佐する禰宜(ねぎ)を務めている。
高円宮家と千家家は、家族ぐるみの交流があり、典子さまが大学進学直後の2007年、出雲大社を参拝された際に、千家さんと出会ったという。
27日朝、赤坂御用地を出る車の中には、控えめに会釈をされる典子さまの姿が見られた。
午前9時45分には、典子さまと母・久子さまを乗せた車が、皇居の中へと入っていった。
天皇・皇后両陛下に、婚約内定のご報告に行かれたという。
そして、典子さまは、午後3時から、千家さんとともに、報道陣の待つ会見場へ向かわれた。
その冒頭、典子さまは「こちらの希望で、国麿さんには、大変長い間お待たせをしてしまったので、その点は少し申し訳なかったかしらと思っております」と述べられた。
「国麿さんをお待たせしてしまった」、この言葉が表していたのは、婚約に至る経緯だった。
お2人は、一般の結納にあたる「納采の儀」などを経て、2014年秋、出雲大社で結婚式を行うという。
最終更新:5月27日(火)18時41分